4団体時代初のUndisputed title 2階級制覇を実現したテレンス・クロフォードが「(来月30日に行われる)カネロ・アルバレスとジャーメル・チャーロの勝者と対戦したい」とブチあげています。

ライト級、ジュニアウェルター級、ウェルター級で世界王者になっているクロフォードが2階級飛ばしてスーパーミドル級に挑戦するとなると、異例の4階級制覇、Undisputed title 3階級制覇の達成です。


 

ボクシング界を代表するスーパースター、カネロはクロフォード陣営からの「158ポンド・キャッチウェイトでの対戦」をすでに拒絶しており、人気面で大きく劣るクロフォードがカネロと戦う道は完全に絶たれたと思われました。

気になる体重について、クロフォードは「147(ウエルター級)を作るのは、少しだけ厳しくなっている。 前回もサウナスーツを着て水分を絞り出した」と言いますが、スーパーミドルは168ポンド、21ポンド(9.53kg)も上です。

マニー・パッキャオが135ポンド(ライト級)王者として、オスカー・デラホーヤとのウエルター級戦に挑んだときでも、そのギャップは〝わずか〟12ポンドでした。

どこまで本気なのかわかりませんが、カネロは〝刈り入れどき〟を迎えたスーパースター。誰が狩るか?の段階に入ったとも言われています。

デラホーヤを倒してパッキャオがスーパースターのトーチをリレーしたのとは、かなり役者が違う気もしますが、全く人気のないクロフォードが浮かび上がるには「カネロを倒すしかない」のもまた一つの真実です。

実現すると、GGGvsケル・ブルック、カネロvsアミール・カーンよりも興味深い戦いになるのは間違いありません。

もし、クロフォードが勝ってしまうと、米国ボクシング界はますますお先真っ暗…なんてことは言わずにここは、人気と実力が史上最も喜劇的なまでに乖離したクロフォードを応援しましょうか。