公園を散歩するような簡単な試合になると思っていたら、大間違いだ。〜ジャーメル・チャーロ
9月30日、ラスベガスは T-Mobile arenaで、商業的には今年最大のメガファイトが行われますが、米国のメガファイトは通常、大都市をサーキットするプロモーショナルツアーを実施します。当たり前ですが、これは人気階級の人気選手が対決するイベントのみ。
フェザー級以下の人気のない階級で行われることは、まずありません。井上尚弥の試合前に日本でもやれば良いと思うのですが、経済的な問題から難しいのでしょう。
ニューヨークに続いて、日本時間の木曜日にビバリーヒルズで行われた会見でチャーロは人生最大の戦いに向けて抱負を語りました。
My whole career has kind of been all about chasing Canelo.
ビバリー・ヒルトンの会見上で登壇したジャーメルは「私のキャリアとは、カネロを追い続けることだった。この試合のオファーを受け取った私の気持ちがわかるか?喜びとやってやると言う気持ちが爆発したよ。9月30日を境に人生が変わるんだ。こんなに劇的な大勝負はない」と意気込みを語りました。
ジュニアミドル級のUndisputed Championジャーメルが、カネロのUndisputed スーパーミドル級タイトルを奪うと、テレンスクロフォードに次ぐ4団体時代二人目のUndisputed title 2階級制覇。
154ポンドのジュニアミドル級から、168ポンドのスーパーミドル級へ。14ポンド(6.35kg)を一気に超える挑戦です。
しかも、相手は現代最高の人気者カネロ・アルバレス。
現役の世界王者が階級飛ばしで世界王者に挑戦することは極めて異例です。
階級を無視した快進撃を見せたスーパースターとして、真っ先に思い浮かぶのはマニー・パッキャオですが、15年前の2008年にWBCライト(135ポンド)級王者のパッキャオが、オスカー・デラホーヤにウエルター級(147ポンド)で挑んだときの体重ギャップは12ポンド(5.44kg)。しかし、あの試合はノンタイトルマッチでした。
20年前の2003年にWBAライトヘビー(175ポンド)級王者ロイ・ジョーンズJr.が、WBAヘビー級王者ジョン・ルイス(226ポンド)に挑戦したときの差は51ポンド(21.1kg)でした(ジョーンズは193ポンドだったので前日計量での差は33ポンド=15.0kg)。
さらに遡って85年前、1938年。ヘンリー・アームストロングはフェザー(126ポンド)級王者として、ウェルター(147ポンド)級王者バーニー・ロスに挑戦したときの体重差は21ポンド(9.53kg)。忘れてならないのは、当時は1団体8階級で王者はほとんど全てがUndsisputed Championでした。
「史上◉人目の4団体統一王者」と語られるとき、そこに言語上の嘘はありません。しかし、ここでいう「史上」は、WBOが主要と認知される1990年代半ばからの30年弱の歳月を指すことを覚えておかなければ、「テレンス・クロフォードは史上最高のボクサー」などという大きな勘違いに繋がります。
また、パッキャオやフロイド・メイウェザーが4団体統一に大きな興味を示さなかったこと、カネロを唯一の例外として4団体統一王者が傑出した人気者でなかった理由も考えるべきでしょう。
さて…パッキャオ、ロイ、アームストロングは飛び級での大きな挑戦に勝利しましたが、ジャーメル・チャーロもこのスペシャル・クラブに入会できるでしょうか?
9月30日、ラスベガスは T-Mobile arenaで、商業的には今年最大のメガファイトが行われますが、米国のメガファイトは通常、大都市をサーキットするプロモーショナルツアーを実施します。当たり前ですが、これは人気階級の人気選手が対決するイベントのみ。
フェザー級以下の人気のない階級で行われることは、まずありません。井上尚弥の試合前に日本でもやれば良いと思うのですが、経済的な問題から難しいのでしょう。
ニューヨークに続いて、日本時間の木曜日にビバリーヒルズで行われた会見でチャーロは人生最大の戦いに向けて抱負を語りました。
My whole career has kind of been all about chasing Canelo.
ビバリー・ヒルトンの会見上で登壇したジャーメルは「私のキャリアとは、カネロを追い続けることだった。この試合のオファーを受け取った私の気持ちがわかるか?喜びとやってやると言う気持ちが爆発したよ。9月30日を境に人生が変わるんだ。こんなに劇的な大勝負はない」と意気込みを語りました。
ジュニアミドル級のUndisputed Championジャーメルが、カネロのUndisputed スーパーミドル級タイトルを奪うと、テレンスクロフォードに次ぐ4団体時代二人目のUndisputed title 2階級制覇。
154ポンドのジュニアミドル級から、168ポンドのスーパーミドル級へ。14ポンド(6.35kg)を一気に超える挑戦です。
しかも、相手は現代最高の人気者カネロ・アルバレス。
現役の世界王者が階級飛ばしで世界王者に挑戦することは極めて異例です。
階級を無視した快進撃を見せたスーパースターとして、真っ先に思い浮かぶのはマニー・パッキャオですが、15年前の2008年にWBCライト(135ポンド)級王者のパッキャオが、オスカー・デラホーヤにウエルター級(147ポンド)で挑んだときの体重ギャップは12ポンド(5.44kg)。しかし、あの試合はノンタイトルマッチでした。
20年前の2003年にWBAライトヘビー(175ポンド)級王者ロイ・ジョーンズJr.が、WBAヘビー級王者ジョン・ルイス(226ポンド)に挑戦したときの差は51ポンド(21.1kg)でした(ジョーンズは193ポンドだったので前日計量での差は33ポンド=15.0kg)。
さらに遡って85年前、1938年。ヘンリー・アームストロングはフェザー(126ポンド)級王者として、ウェルター(147ポンド)級王者バーニー・ロスに挑戦したときの体重差は21ポンド(9.53kg)。忘れてならないのは、当時は1団体8階級で王者はほとんど全てがUndsisputed Championでした。
「史上◉人目の4団体統一王者」と語られるとき、そこに言語上の嘘はありません。しかし、ここでいう「史上」は、WBOが主要と認知される1990年代半ばからの30年弱の歳月を指すことを覚えておかなければ、「テレンス・クロフォードは史上最高のボクサー」などという大きな勘違いに繋がります。
また、パッキャオやフロイド・メイウェザーが4団体統一に大きな興味を示さなかったこと、カネロを唯一の例外として4団体統一王者が傑出した人気者でなかった理由も考えるべきでしょう。
さて…パッキャオ、ロイ、アームストロングは飛び級での大きな挑戦に勝利しましたが、ジャーメル・チャーロもこのスペシャル・クラブに入会できるでしょうか?
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