階級の壁を突破するには、マニー・パッキャオやフロイド・メイウェザーが見せたようなスタイルチェンジが不可欠です。

よく言えばハイレベルで完成されたローマン・ゴンサレスやワシル・ロマチェンコは、悪く言うと流動性のないスタイルが仇となって階級の壁にぶつかりました。

108ポンドから122ポンドへ。井上尚弥が挑む階級の壁は、チョコラティトが破壊された10ポンド、ロマチェンコが輝きを失ったのは9ポンドを上回る14ポンド。

井上は柔軟にモデルチェンジしたパックメイよりも、凝り固まったスタイルのチョコラティトやウクライナのハイテクと同じグループに所属しているようにも思えます。

井上のスタート階級が無理やりの108ポンドではなく、112ポンドなら壁の〝厚さ〟は10ポンド。

いずれにしても、モンスターの階級アップにも限界の刻が近づいている可能性はゼロではありません。

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あと1週間に迫った大勝負。

ジュニアフェザー級に挑戦したバンタム級王者、そのクラシックをスティーブン・フルトンに肩入れした視線で振り返ります。