日本のボクシングシーンは具志堅用高が引退してしまいましたが、メディアは「世界」に目を向けます。

Number誌は提携先のスポーツイラストレイテッド誌の記事や写真を満載したGod bless the 〝Ring〟シリーズをスタート。

米国を主戦場とするウェルター級やミドル級、ヘビー級のメガファイトを追いかけてくれました。

1980年代、世界のボクシングだけでなく、世界の音楽や映画なども、情報量が桁違いの現代よりも遥かに身近に感じることができたという記憶があるのは、私だけではないでしょう。

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フロイド・メイウェザーやマニー・パッキャオ、カネロ・アルバレスがNumber誌で大きく特集され、表紙に使われたことは一度もありませんが、レナードやマービン・ハグラー、特に2度も日本で防衛戦を行なったマイク・タイソンは何回も表紙を飾った〝有名人〟でした。

ハグラーやタイソンの世界。ヘビー級やミドル級の世界。

そこは、日本人がリングに上がって戦うなんて、想像すらできない世界でした。

それでも、20年後か30年後か…いつの日かウエルター級やミドル級、アメリカで注目されるクラスでメガファイトを繰り広げる日本人も現れるに違いない…。

そんな思いでラスベガスやニューヨーク、アトランティックシティの華やかなリングを見つめていたのですが…。