豪州ゴールドコースト・コンベンションセンターから「IBFジュニアフェザー級挑戦者決定戦」と「WBO暫定ジュニアミドル級タイトルマッチ」。
王者ティム・チューが初防衛戦に迎えるのはカルロス・オカンポ。
豪州ではすでにスター、世界的にも人気階級だけにスターへの階段に足をかけている28歳のThe Soul Takerが、エロール・スペンスJr.(1ラウンドKO負け)とセバスチャン・フンドラ(12ラウンド判定負け)の28歳のメキシカンにどう勝つか?
オッズは王者1/8(1.13倍)、挑戦者8/1(9倍)。
チューが「(暫定タイトルを争った)トニー・ハリソンよりも難しい相手」と気を引き締めているように、ハングリーなメキシカンは要注意ですが、ここで苦戦するようだとスター戦線から後退してしまいます。
そして、モロニー兄弟と共に豪州軽量級をリードしてきたサム・グッドマンがIBFジュニアフェザー級タイトル挑戦権を争うのは、評価の高いライース・アリーム。
エドゥアルド・バエス、マイク・プラニアに勝利している無敗(20戦全勝12KO)アリームですが、いずれも判定。The Beastの異名は世界基準では看板倒れ。
米国で全く関心が払われないクラスだけに、32歳のアリームにとって敗北は許されません。
一方のグッドマンはキャリア(14戦全勝7KO)の全てを母国のリングで戦い、IBFやWBOの地域タイトルをコレクションしてきた温室栽培ですが、オージーらしくフィジカルが強い24歳。
オッズはアウエーに乗り込んできたアリームが4/5(1.8倍)、グッドマン16/11(2.45倍)と大差ありません。
同じ米国人で地味な王者スティーブン・フルトンほどではないものの、決定力のないアリームが、タフなグッドマンに押し切られる展開も十分考えられます。
「井上尚弥の未来の対戦相手」と想定した場合、日本に呼ぶしかない不人気アリームよりも、チューと絡めばメガイベントになる豪州のグッドマンが勝ち残ってくれた方が、メルボルンなどの巨大スタジアムで井上戦も期待できるのですが…さて?
そして、太平洋を渡って北米大陸を深く分け入るルイジアナ州ニューオーリンズ、スムーシー・キング・センターで行われるのはWBCジュニアウェルター級タイトルマッチ。
生まれ故郷に凱旋する王者レジス・プログレイスが 迎え撃つのは、プエルトリカンのダニエリト・ソリラ。
34歳のサウスポー、プログレイスの唯一の黒星はジョシュ・テイラーに惜敗した一つだけ。これが初防衛戦。ソリラも1敗しかしていませんが、世界初挑戦の29歳で旬の強豪との対戦は皆無。そんな背景もあってオッズは一方的。
王者が1/16(1.06倍)、挑戦者9/1(10倍)。
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