1986年のシーズン、ルーキーイヤーの清原和博を見て、あれが彼の実質的なキャリアハイになると誰が予想したでしょうか…。



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晋太郎と翔平は同級生。普通に見たらどっちも凄いアスリートですが、多くの人はそうは見ません。ただし、二人のライバル物語はまだ5回の表ってところです。決着なんてまだついていません。

…どんな世界でも、才能だけでは必ず天井に突き当たってしまいます。

そして、その天井を突き破った向こう側に、見る人の心を震わせたり、度肝を抜く宇宙が広がっているのです。

「才能だけならジェームス・トニーやマイク・タイソンの方が遥かに上。ただ、マニー・パッキャオにはボクシングへの情熱があった。厳しいと見られた試合を勝ち抜けるかどうかは、そこにかかっているんだ」(フレディ・ローチ)。

その一方で、ローチの師匠エディ・ファッチは「天才は天才として生まれてくる。誰が指導しようが、何がどうなろうが、シュガー・レイ・ロビンソンはシュガー・レイ・ロビンソンだっただろう」と、断言しています。


天井を突き破れるのか、それともそこで跳ね返されるのか?

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1992年に打率2割5分3厘、翌年は1割8分8厘、2年間で7つの盗塁を試みて4つ刺されている鈴木一朗が、日本で7度、米国で2度も首位打者に輝くなんて、誰が想像できたでしょうか。

…イチローが挫けていたら、日本から野手は誰も米国に行こうとしなかったでしょう。





1995年、高校時代に控え投手だった上原浩治が一浪して大阪体育大学に進学したとき、4年後に虎キチの私が「早くメジャーに行け」と祈願する投手になるなど、誰も気づいていませんでした。

…ヤンキースタジアムで上原を見たことがあります。ものすごいブーイングの中、上原が見事に試合をクローズ。隣の席の友達は「これくらいのブーイング、甲子園と比べたら静かなもんや」と笑っていました。





2018年、太平洋を渡ったがオープン戦で打席では凡退を繰り返し、マウンドではメッタ打ちにあったとき、MLBでも二刀流が通用すると期待した人が何人いたでしょうか?

…通用するどころの騒ぎじゃなくなっています。