2023年4月8日(土)有明アリーナ
統括コミッション:Japan Boxing Commission
プロモーター:本田明彦(帝拳プロモーションズ)
メディア:amazonプライム/(米国)ESPN+
■フェザー級12回戦■
阿部麗也vsキコ・マルチネス
IBFフェザー級タイトル挑戦者決定戦。
「至近距離での戦いも想定している」という身長172㎝の阿部ですが、165㎝の古豪マルチネスに懐に潜り込まれるようだと、非常に厳しい展開になります。
短いリーチから角度を使って繰り出される強烈な連打に、阿部が対抗するのは無理でしょう。
しかし、それはスペインのロードウォリアー、La Sensacionが全盛期だったらの話です。
直近5試合を3勝2敗と低空飛行の37歳バージョンのマルチネスが、劣化を深めているのは間違いありません。逆に安倍は5連勝中、若さと勢いは30歳の日本人に分があります。
とはいえ、キッド・ギャラードを大番狂せで沈めるなど「どっこい生きてた」が、マルチネスのセンセーションと呼ばれる所以です。
オッズは阿部の4/5(1.8倍)に、マルチネス1/1(2倍)と急接近しているのは、37歳のスパニッシュのコンディション良好が伝えられているからでしょう。
IBF王者はルイス・アルベルト・ロペス。WBAがマウリシオ・ララ、WBCがレイ・バルガスに暫定王者ブランドン・フィゲロア、WBOがロベイシ・ラミレス。フェザー級になると、カラフルな王者が並びます。
この列強に阿部が割って入れるか?
■WBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトルマッチ12回戦■
©️佐々木尽vs小原佳太
これも楽しみな〝決戦〟です。
21歳の佐々木と36歳の小原。Battle of Age(世代の戦い)であり、ウェルター級の日本最強決定戦でもあります。
佐々木が追い、小原がさばく展開になると思われます。佐々木のリードパンチ(ジャブとフック)が、どこまで小原を追い詰めることができるか?
ウィリアム・ヒルは佐々木の1/7(1.14倍)、小原の4/1(5倍)。ベットフェアーは佐々木1/9(1.11倍)、小原11/2(6.5倍)と、「佐々木が明白に有利」と見られています。
ここまでの実力差はない、と思いますが…。
■ジュニアフェザー級6回戦■
那須川天心vs与那覇勇気
一般紙やニュース番組が世界戦をスルーして注目する6回戦。
今朝の読売新聞も寺地拳四朗と井上拓真の記事は小さく、那須川は写真付きで大見出し。
オッズは天心1/8(1.13倍)、与那覇11/2(6.5倍)。
「佐々木vs小原」とほとんど同じ掛け率ですが、こちらはもっとオッズ差があって然るべきカード。日本でスポーツ賭博が認められていたら、とんでもない数字になっていたはず。
海外のブッカーまで、日本の熱気は届いていない模様です。
ラウンドグループのオッズを見ると、最も掛け率が低いのは天心の3−4ラウンドでのKO勝ちで3/1(4倍)。最も高いのが与那覇の1−2ラウンドKO勝ちで45/1(46倍)。

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