アメリカに勝つということ。
第二次世界大戦で負けたから、というなら…米国に対する思いはもう少し憎悪の闇色を帯びていたはずです。
日本の主要都市を空襲し、最後は原子爆弾を2発も落とした国。もし日本がアラブ諸国だったなら、その憎悪の炎は消えず、ゲリラ戦による抵抗が、今も延々と続いたかもしれません。
それなのに、日本は負けた次の瞬間から「ギブ・ミー・チョコレート」と米国に憧れ、追いかけ続けているのです。
いつかは追いついてやる、そしていつかは追い抜いてやると。
そこにあるのは純情の競争心だけで、憎悪や嫉妬はありません。
あの戦争の、ずっと前から日本はアメリカに憧れていました。
ペリーが黒船で開港を迫ったときから、日本にとって米国は脅威であり、憧れであり、〝倒すべき〟世界そのものであり続けて来ました。
明治維新では脱亜入欧が叫ばれましたが、目指すべき究極が「欧」ではなく「米」であることに気づくのに時間はかかりませんでした。
10年前に子どもが米国に留学したいと言ったとき「どうして米国なんだ?」と聞くと「だってお父さんも好きでしょ」と、即答されました。
音楽を聴くにも、映画を観るにも、歴史や外国語を学ぶにも、米国に偏った教育をした覚えは全くありません。
むしろ、日本の文化や歴史や言葉を中心に、いろんな世界を見なさい、感じなさい、というように育ててきたつもりでした。
「米国が好き」なんて思われることは、何もしてこなかったと思っていました。
米国を追いかける、米国を追いかけたい、という思いは日本人共通の骨の髄のようなものかもしれません。
日本に開港を迫るのは、米国人のペリーでなければならなかったのです。
日本に来る世界のスポーツマンはベーブ・ルースでなければならなかったのです。
力道山が空手チョップを振るうのは、米国人のシャープ兄弟でなければならなかったのです。
日本人がバロンドールを獲るよりも、MLBで本塁打王に輝く方がこの国は盛り上がるのではないでしょうか?
世界的なインパクトはバロンドールの方がはるかに大きいというのに、です。
現代のボクシングで最も巨大な興行は、英国ウェンブリースタジアムで9万人を集めて行われる世界ヘビー級戦です。
しかし、日本のファンはラスベガスのT-Mobileアリーナやニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われるアメリカのメガファイトを同等に憧れているかもしれません。
いいえ、それどころか、後者の方に思い入れがある人も多そうです。
アメリカに勝つということ。
それに飽くなき憧憬を描き続ける理由は、もしかしたら、それを言っちゃあお終いよ、な話ですが、「パワーでは絶対に勝ってこないから、でもだからこそ、目指そう、力づくで倒すことに真剣に挑もう」という、最高に清澄なチャレンジ精神だったのではないでしょうか?
絶対に勝ってこない。
勝てるとしたら、最高はイチローやウォークマンのやり方か、最低は井上尚弥のPFPのような詭弁でしか、ない。
そして、日本がアメリカに憧れる源泉であるパワーの世界では、絶対的に絶望的に勝てない。
それでも、負けるとわかってても、挑むのが最も美しい、語弊を恐れずに書くなら「玉砕」です。
それは、敗れ去るから美しい、届かないから麗しい、至高の美学だったのかもしれません。
だとしたら…。
大谷翔平は、究極・絶対・最悪に余計なことをしてしまったのではないでしょうか?
もし、但馬ブランドン・ミツロが世界ヘビー級チャンピオンになっても、ユニコーンとは誰も呼んでくれません。「大谷とどっちが凄いか?」という議論のマナイタにも上げてもらえないでしょう。
明後日、吉野修一郎がシャクール・スティーブンソンを粉砕しても「吉野が米国スポーツ界を今、最も震撼させている!」とは、瞬間最大風速でも言えないでしょう。
個人的には「吉野がシャクールを破壊>>>>>>>>>ユニコーン」ですが…。
いずれにしても、社会人としての大谷翔平は「いくらなんでも空気を読め」「いくらなんでもやり過ぎ」「いくらなんでも段階を踏め」と、失格です。
もちろん「大谷翔平」の勝利は、世界の野球ファンの勝利であり、他のスポーツファンも全面的に歓迎する大偉業ですが、正直、ここまで憧れのアメリカを叩きのめすまでは期待してなかったというか、どう受け入れて良いのか、ここ数年、気持ちの整理がついていません。
また、誤解を生むことを承知で書きますが、彼がハーフのハワイ生まれの日本人だったりしたら、まだどうにか、なんとか受け入れることができたと思うのですが、岩手県出身、地元の高校で甲子園を目指した普通の野球少年…。
そんな彼が、アメリカをパワーで捩じ伏せている日常は、私にとっては狂気の世界です。
もちろん、私がどれほどバカでも、これが「日本がアメリカにパワーで勝った」のではなく「大谷翔平という理解不能の生命体がアメリカを捩じ伏せている」のは、わかっています。
でも、その理解不能の生命体が岩手県出身の日本人なんて…。
私はもう、ずっと、ここ何年も叫び続けてきましたが、 これからも絶叫し続けるでしょう。
これは「大好き」の裏返しだけでなく、私の夢や挑戦や理想への思いを八つ裂きにしてしまった若者には、表現しようのない感情が噴き出してしまいます。
私は、とにかく、大谷翔平が大嫌いだ!!!!!!!!!!!!!!
第二次世界大戦で負けたから、というなら…米国に対する思いはもう少し憎悪の闇色を帯びていたはずです。
日本の主要都市を空襲し、最後は原子爆弾を2発も落とした国。もし日本がアラブ諸国だったなら、その憎悪の炎は消えず、ゲリラ戦による抵抗が、今も延々と続いたかもしれません。
それなのに、日本は負けた次の瞬間から「ギブ・ミー・チョコレート」と米国に憧れ、追いかけ続けているのです。
いつかは追いついてやる、そしていつかは追い抜いてやると。
そこにあるのは純情の競争心だけで、憎悪や嫉妬はありません。
あの戦争の、ずっと前から日本はアメリカに憧れていました。
ペリーが黒船で開港を迫ったときから、日本にとって米国は脅威であり、憧れであり、〝倒すべき〟世界そのものであり続けて来ました。
明治維新では脱亜入欧が叫ばれましたが、目指すべき究極が「欧」ではなく「米」であることに気づくのに時間はかかりませんでした。
10年前に子どもが米国に留学したいと言ったとき「どうして米国なんだ?」と聞くと「だってお父さんも好きでしょ」と、即答されました。
音楽を聴くにも、映画を観るにも、歴史や外国語を学ぶにも、米国に偏った教育をした覚えは全くありません。
むしろ、日本の文化や歴史や言葉を中心に、いろんな世界を見なさい、感じなさい、というように育ててきたつもりでした。
「米国が好き」なんて思われることは、何もしてこなかったと思っていました。
米国を追いかける、米国を追いかけたい、という思いは日本人共通の骨の髄のようなものかもしれません。
日本に開港を迫るのは、米国人のペリーでなければならなかったのです。
日本に来る世界のスポーツマンはベーブ・ルースでなければならなかったのです。
力道山が空手チョップを振るうのは、米国人のシャープ兄弟でなければならなかったのです。
日本人がバロンドールを獲るよりも、MLBで本塁打王に輝く方がこの国は盛り上がるのではないでしょうか?
世界的なインパクトはバロンドールの方がはるかに大きいというのに、です。
現代のボクシングで最も巨大な興行は、英国ウェンブリースタジアムで9万人を集めて行われる世界ヘビー級戦です。
しかし、日本のファンはラスベガスのT-Mobileアリーナやニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われるアメリカのメガファイトを同等に憧れているかもしれません。
いいえ、それどころか、後者の方に思い入れがある人も多そうです。
アメリカに勝つということ。
それに飽くなき憧憬を描き続ける理由は、もしかしたら、それを言っちゃあお終いよ、な話ですが、「パワーでは絶対に勝ってこないから、でもだからこそ、目指そう、力づくで倒すことに真剣に挑もう」という、最高に清澄なチャレンジ精神だったのではないでしょうか?
絶対に勝ってこない。
勝てるとしたら、最高はイチローやウォークマンのやり方か、最低は井上尚弥のPFPのような詭弁でしか、ない。
そして、日本がアメリカに憧れる源泉であるパワーの世界では、絶対的に絶望的に勝てない。
それでも、負けるとわかってても、挑むのが最も美しい、語弊を恐れずに書くなら「玉砕」です。
それは、敗れ去るから美しい、届かないから麗しい、至高の美学だったのかもしれません。
だとしたら…。
大谷翔平は、究極・絶対・最悪に余計なことをしてしまったのではないでしょうか?
もし、但馬ブランドン・ミツロが世界ヘビー級チャンピオンになっても、ユニコーンとは誰も呼んでくれません。「大谷とどっちが凄いか?」という議論のマナイタにも上げてもらえないでしょう。
明後日、吉野修一郎がシャクール・スティーブンソンを粉砕しても「吉野が米国スポーツ界を今、最も震撼させている!」とは、瞬間最大風速でも言えないでしょう。
個人的には「吉野がシャクールを破壊>>>>>>>>>ユニコーン」ですが…。
いずれにしても、社会人としての大谷翔平は「いくらなんでも空気を読め」「いくらなんでもやり過ぎ」「いくらなんでも段階を踏め」と、失格です。
もちろん「大谷翔平」の勝利は、世界の野球ファンの勝利であり、他のスポーツファンも全面的に歓迎する大偉業ですが、正直、ここまで憧れのアメリカを叩きのめすまでは期待してなかったというか、どう受け入れて良いのか、ここ数年、気持ちの整理がついていません。
また、誤解を生むことを承知で書きますが、彼がハーフのハワイ生まれの日本人だったりしたら、まだどうにか、なんとか受け入れることができたと思うのですが、岩手県出身、地元の高校で甲子園を目指した普通の野球少年…。
そんな彼が、アメリカをパワーで捩じ伏せている日常は、私にとっては狂気の世界です。
もちろん、私がどれほどバカでも、これが「日本がアメリカにパワーで勝った」のではなく「大谷翔平という理解不能の生命体がアメリカを捩じ伏せている」のは、わかっています。
でも、その理解不能の生命体が岩手県出身の日本人なんて…。
私はもう、ずっと、ここ何年も叫び続けてきましたが、 これからも絶叫し続けるでしょう。
これは「大好き」の裏返しだけでなく、私の夢や挑戦や理想への思いを八つ裂きにしてしまった若者には、表現しようのない感情が噴き出してしまいます。
私は、とにかく、大谷翔平が大嫌いだ!!!!!!!!!!!!!!


コメント
コメント一覧 (5)
現在の北米プロスポーツ史上最高額の契約は、NFLカンザスシティ・チーフスのQBパトリック・マホームズが2020年から結んだ10年総額4億5000万ドル(約594億円)となっております。マホームズは現在のNFLでの押しも押されもせぬ看板選手。そのマホームズの北米プロスポーツ最高契約額を大きく塗り替えるまでになるとは本当に化け物、いやユニコーンですね。
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴の眼
が
しました
川内優輝が8分台で世に出た時に市民ランナーの星として持て囃されました。が、それがマグレでなく、世界陸上4回、ボストン優勝までいったことで、市民ランナーが勝ち得る栄光は全て貪り尽くしてしまったんですよね。市民ランナーが星になることはもはや不可能になってしまっています。
光にはやはり功罪ありますね。
フシ穴の眼
が
しました
昔はルートがほぼ無かったから、
ピーク過ぎて大リーグ挑戦が江夏だった。
野茂はギリギリピークで挑戦して二年ぐらいはよかったのでは?
江夏も野茂もパワーのストレートでッーストライクを
決めたら止めは、カーブ、フォーク
大谷翔平は別物ですね。体重100キロ以上あり
(ヘビー級)
テレビで解説視ました。
パワースピードあり、多種の変化球相手の打席の順番ごとにコースを帰るフェイントの戦術。
見事です。
大変失礼なんですが、考える頭脳が必要です。💧汗
地域ヒーローてはわけでなく、全米から注目されている
日本人は誇りです。
ちなみに海外サッカーでのレジェンド日本人は
ドイツでは奥寺です。
岬くんと三杉くんを足して2で割ったプレーヤーです。
どんなプレーをして人の心を揺さぶり、記憶に残すことが大切なのかも。
大谷翔平はそれとワールドシリーズ優勝の可能性があるかも。
フシ穴の眼
が
しました