中高で野球をやって、ホームランも何本か打ったことがありますが、それは全てランニングホームランや、客席スタンドではなくて外野後方の藤棚を越えるような〝ホームラン〟でした。

多くの人がイメージするホームラン(=フェンスオーバー)は、普通はまず打てません。

フェンスオーバーするには専用球場での試合が大前提。そこでフェンスオーバーしたとしても、多くの中高生は確信歩きなどせずに全力疾走、塁審のゼスチャーを見て初めてホームランだとわかり、走る速度を落とすのです。

野球経験者でもフェンスオーバーのホームランは経験者の方が圧倒的少数派です。

IMG_0338

さて、米国ではMLBの前夜祭の扱いで、日本との報道量の差には毎回驚かされます。

今回の優勝候補はドミニカ、米国、日本の順。

…しかし、ESPNでは大谷翔平がど真ん中で〝WBCの顔〟。

そりゃそうです。手前味噌じゃなくても、凄い順番で並べたらそうなります。

メジャーがどんなにレベルが高くて深い世界でも、ユニコーンはたった一匹しか生息していないのですから。

もし、大谷が日本人でなくても私たち野球ファンは、この島国で大騒ぎしていたでしょう。

「信じられない」と。「見たことがない」と。「あり得ない」と。

そして、こんなふうに自虐の言葉を連ねる人も多かったでしょう。

「アメリカってやっぱり凄い、凄すぎる。あんなの日本人では信じられないし、見たことないし、あり得ない。それ以前に二刀流なんて常識破り、日本じゃ許されない」。

きっと、私もそんなふうに思っていたでしょう。



話が脇道にそれましたが〝当たり前じゃないホームラン〟を放つ、プロ野球選手、私が見たことのある超人たちの列伝です。