SATURDAY, FEB. 11

San Antonio, Texas (Showtime)
 

12 rounds – junior lightweights (for WBC title)

舞台はテキサス州サンアントニオ、アラモドーム。マニー・パッキャオが大番狂せでマルコ・アントニオ・バレラをストップしたメキシカンの完全ホームです。 

オッズは元ジュニアフェザー・フェザーの2階級制覇王者、32歳のレイ・バルガスが8/15(1.53倍)、29歳の挑戦者オシャキー〝Ice Water〟フォスターが28/13(3倍)。アバウト2−1でバルガス有利という見立て。

8歳からボクシングを始めたというフォスターは100戦を超えるアマチュアキャリアで、ヒューストンのゴールデングローブのチャンピオンになっていますが、世界選手権や五輪への出場は叶いませんでした。ロンドン五輪への夢が絶たれて、2012年にプロデビュー。8回戦で二つの惜敗を喫してしまいますが、2018年にWBCシルバー、WBA中米のジュニアライト級タイトルを獲得、130ポンドを主戦場に戦い続けてきました。



3階級制覇を狙うバルガスは36戦全勝22KOと、ここまで無敗。しかし、激闘型にも関わらず、世界戦では7戦してKO勝利はゼロ。昨年7月に、マーク・マグサヨからダウンを奪われながらもSDで逃げ切って、フェザー級王座を掴みましたが、さらに階級を上げてきました。

2017年にWBCジュニアフェザー級王者になってから6年もの間、無敗。

「長期政権を築きながら、安定感ゼロ」という奇跡のメキシカンがバルガスです。オマール・ナルバエスの「無敗のまま2階級制覇、それぞれ二桁防衛でもPFPにかすらず」と同様に、ある意味でなかなか出来ない芸当です。

やられたらやり返す。殴り合い上等のメキシカンスタイルでも、亀田和毅との試合では「女子ボクシングを見ているよう」と揶揄されるほどの非力さを曝け出し、人気もありません。

それにつけても…WBCのレイ・バルガス推しにはうんざりします。