フェザー級リミットを僅かに上回る126.3ポンドで前日計量の秤を降りたリーアム・ウィルソンは、ボクシングファンの目には生贄としか映っていませんでした。
立ち上がりの3ラウンド、ウィルソンが左構えにスイッチするなど変化はありましたが、興味は「いつナバレッテが仕掛けて試合を終わらせるのか?」。
しかし、最初に仕掛けたのは生贄のはずのウィルソン。大きな左フックをクリーンヒットすると、激しい左右の連打の連打で ナバレッテからキャリア初のダウンを奪います。
何発もの強打に耐えて崩れ落ちたメキシカンは、打たれ強いがゆえに余計なダメージをもらい過ぎました。大番狂せの予感が膨らみます。
続く第5〜6ラウンドは激しい打撃戦。ナバレッテのタフネスと回復力は驚異的。左右の強打を上下に打ち分けてウィルソンを削っていきます。
無名のオージーにとっては一世一代の大チャンスですが、左フック頼みで何の工夫もない攻撃は空回り。第7〜8ラウンドには鼻血が激しくなり、形成は完全に逆転。
迎えた第9ラウンド、ナバレッテのワンツーが決まってウィルソンが痛烈にダウン。こうなると、ナバレッテの〝狩り〟の始まりです。ロープからコーナー、コーナーからロープと追い回してしぶとい攻撃でダメージを与え続けて、最後は主審のストップを呼び込みました。
“I’m made of strength, power, heart and that Mexican spirit that never lets me down,”
「強靭さとパワー根性、メキシコ魂を見せることが出来た。私にとっては素晴らしいテストになった。私でもダウンすると知った。そして立ち上がって倒し返すことができた」。
大番狂せを逃したウィルソンは「ナバレッテは偉大なチャンピオン」と讃える一方で「4ラウンドのダウンはロングカウントに思える。20秒近くに感じた。これからチームと検証する」。
「負け犬扱いしていた人々を見返すことは出来たんじゃないか。また戻ってくる。ナバレッテからダウンを奪ったんだから、他の王者も私に興味を持ってくれるかもしれない」。
試合後に勝者を祝うためにリングに上がったオスカル・バルデスは終始ご機嫌。「私たちならマルコ・アントニオ・バレラとエリック・モラレスのような歴史に残る名勝負が出来る。今年中に実現しようじゃないか」。
ナバレッテはWBOフェザー級王座を返上していませんから、ジュニアライト級かフェザー級か選択肢は二つあります。
WBOは4月1日にアイザック・ドグボエとロベイシ・ラミレスによる、フェザー級の暫定王者決定戦をセット済み。減量が厳しいナバレッテにとって、決着のついたドグボエに魅力はありませんが、傷物とはいえロベラミを倒せば箔が付きます。
立ち上がりの3ラウンド、ウィルソンが左構えにスイッチするなど変化はありましたが、興味は「いつナバレッテが仕掛けて試合を終わらせるのか?」。
しかし、最初に仕掛けたのは生贄のはずのウィルソン。大きな左フックをクリーンヒットすると、激しい左右の連打の連打で ナバレッテからキャリア初のダウンを奪います。
何発もの強打に耐えて崩れ落ちたメキシカンは、打たれ強いがゆえに余計なダメージをもらい過ぎました。大番狂せの予感が膨らみます。
続く第5〜6ラウンドは激しい打撃戦。ナバレッテのタフネスと回復力は驚異的。左右の強打を上下に打ち分けてウィルソンを削っていきます。
無名のオージーにとっては一世一代の大チャンスですが、左フック頼みで何の工夫もない攻撃は空回り。第7〜8ラウンドには鼻血が激しくなり、形成は完全に逆転。
迎えた第9ラウンド、ナバレッテのワンツーが決まってウィルソンが痛烈にダウン。こうなると、ナバレッテの〝狩り〟の始まりです。ロープからコーナー、コーナーからロープと追い回してしぶとい攻撃でダメージを与え続けて、最後は主審のストップを呼び込みました。
| PUNCHES | NAVARRETE | WILSON |
|---|---|---|
| Total landed | 152 | 97 |
| Total thrown | 453 | 388 |
| Percent | 34% | 25% |
| Jabs landed | 29 | 13 |
| Jabs thrown | 151 | 141 |
| Percent | 19% | 9% |
| Power landed | 123 | 84 |
| Power thrown | 302 | 247 |
| Percent | 41% | 34% |
“I’m made of strength, power, heart and that Mexican spirit that never lets me down,”
「強靭さとパワー根性、メキシコ魂を見せることが出来た。私にとっては素晴らしいテストになった。私でもダウンすると知った。そして立ち上がって倒し返すことができた」。
大番狂せを逃したウィルソンは「ナバレッテは偉大なチャンピオン」と讃える一方で「4ラウンドのダウンはロングカウントに思える。20秒近くに感じた。これからチームと検証する」。
「負け犬扱いしていた人々を見返すことは出来たんじゃないか。また戻ってくる。ナバレッテからダウンを奪ったんだから、他の王者も私に興味を持ってくれるかもしれない」。
試合後に勝者を祝うためにリングに上がったオスカル・バルデスは終始ご機嫌。「私たちならマルコ・アントニオ・バレラとエリック・モラレスのような歴史に残る名勝負が出来る。今年中に実現しようじゃないか」。
ナバレッテはWBOフェザー級王座を返上していませんから、ジュニアライト級かフェザー級か選択肢は二つあります。
WBOは4月1日にアイザック・ドグボエとロベイシ・ラミレスによる、フェザー級の暫定王者決定戦をセット済み。減量が厳しいナバレッテにとって、決着のついたドグボエに魅力はありませんが、傷物とはいえロベラミを倒せば箔が付きます。
コメント
コメント一覧 (8)
フシ穴の眼
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レフリーがマットに落ちたマウスピースを洗わせもしないでナバレッテの口に戻したのは傑作でしたがw
元々無かったスピードが階級アップでさらにのっそりした感じなので今後もあのアッパー突き上げながらの踏込みはカウンターの餌食になりそう。
フシ穴の眼
が
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フシ穴の眼
が
しました
なぜか2020年というコロナ真っ只中の年に年5試合やってるし……
傷物というのはデビュー戦で負けた事を指して言ってるんですかね?
これはドグボエが勝ったら即返上、ラミレスが勝ったら試合して勝った上で返上してバルデスとの決戦が既定路線ですかね?
フシ穴の眼
が
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まぁそこまで問題視されてないのなら単なる難癖なんでしょう
それにしても危惧した通りの展開になりましたね……
やはりというか、あんまり急いで階級を上げすぎると弊害は当然ありますよね
この分だと流石にライト級には上げられそうに無いのでこの辺で打ち止めですか
そもそもスーパーバンタム級時代から減量にはそれほど苦労してる様には見えなかったんですよね……
ひょっとしたらもうナチュラルに近い体重まで階級を上げちゃったのかなと
フシ穴の眼
が
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ナバレッテというよりその周囲が残念です。
フシ穴の眼
が
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