全17階級で最も層が薄い、つまりレベルが低いのはストロー級。

11月7日の階級別競技人口はストロー級が245人で最少、ライト級の2181人が最多となっています。

ストローからジュニアフライ、フライ、ジュニアバンタム、バンタムまでの5階級が人口3桁にとどまる層の薄いゾーン。

ジュニアフェザー級も含めた6階級は、層が薄いだけでなく、東南アジアや中南米、アフリカの貧困な国々の選手が多く、富裕国では全く人気がないため報酬も低い、つまり専業ボクサーが少なくレベルも低いというスパイラルに嵌っています。

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軽量級では世界王者でも副業を持つケースがありますが、ウェルター級やミドル級では世界王者でなくても専業で1試合100万ドルを超えるスター選手も珍しくありません。

PFP1位に2年以上君臨、4階級制覇したローマン・ゴンサレスですらカジュアルなボクシングファンには無名のまま、報酬も低く抑えられています。

PFP1位を2年キープしても無名で、報酬はダルビッシュや大谷翔平らが支払う税金に遠く及びません。

それが、軽量級の実態です。

マイナースポーツのボクシングでも、人気階級なら2年間PFP1位&4階級制覇で、そんな不遇はあり得ません。

欧米のファンからは「誰も見ない軽量級は要らない」「あってもいいけど(ストロー級から)フェザー級まで一本化しろ」「せめてフライ級とバンタム級、フェザー級だけにしろ」という意見がよく聞かれます。

それぞれの階級の抱える選手人口や、報酬や富裕国での注目度から考えると、ストロー〜ジュニアフェザーの様々な意味で層が薄い6階級はフライとバンタムの2階級、三分の一に圧縮すべきだというのは理に適った見方です。

もちろん、そうなってしまうと、私が夢中になった具志堅用高やリカルド・ロペス、ローマン・ゴンサレス、井岡一翔、井上尚弥らのパフォーマンスはかなり目減りしたものになってしまいます。

「ラスベガスでも軽量級は受け入れられる」という嘘を吐き続けて、ついに破綻した帝拳や大橋秀行を、私は嘲笑することが出来ません。

彼らも私達にも、その体内には「アメリカへの抑えきれない憧憬」という血液が流れているのです。

帝拳や大橋の「嘘をついてでも〝そこ〟に辿り着いた事にしたい」という思いは、 確かに浅はかでした。

力道山 のやり方の方が、よっぽど潔かったでしょう。

エマヌエル・ナバレッテごときの対戦要求を「縁がなかった」と断った井上尚弥がチキンで、マルコ・アントニオ・バレラやオスカー・デラホーヤからのオファーを二つ返事で承諾したマニー・パッキャオが勇気ある英雄と見るのは大間違いです。

井上とパッキャオは、貴族と乞食です。 

では…貴族は、セーフティーネットが張られた狭いサーカス小屋に引きこもって、タイトロープを渡るふりをするピエロの役回りしかできないのでしょうか?



あんなに威勢の良かった井上信者たちですら「ラスベガスの大舞台」が叶わぬ夢だと思い知らされてしまう、純粋な馬鹿がガッカリする現実を受け入れるしかないのでしょうか?



それでは、馬鹿があまりにも可哀想です。