世界陸上が終わりました。

このパンデミックの影響で、来年2023年はハンガリーのブダペストと、2年連続の開催。

さらに、2025年は東京開催。その前に2024年はパリ五輪です。

今回も非常に楽しくテレビ観戦できました。

自分がやってたから、というのが大きいのでしょうが、会社など身の回りで世界陸上がほとんど話題になっていないことに、「こんなに面白いのに」という違和感がいつも拭えません。

「見たら面白いのに」という思いでしたが、どうやら「見たけど面白くない」という人が多いようで、いつものことながら、自分と世間の感性のギャップに戸惑いました。

陸上競技の面白さは、個々の種目の面白さもありますが、さまざまな種目が寄せ集められていること、トラックとフィールド、そしてロードと戦いの舞台が多岐に渡っていることも大きな魅力です。

マラソンの面白さがわかる人なら、トラックの長距離種目の魅力もよくわかると思うのですが、どうやらそうではありません。

そして、それでも、やはり、選手として参加するとその魅力は倍増します。

同じ高校、大学のチームにさまざまな種目の選手が集まり、種目ごとの記録会や試合もあるとはいえ、大きな試合は全部まとめた大会になります。

自分がやったことがない他の種目の選手を応援するのも、また新鮮です。

これは野球なら、ブルペンでスタンバイするリリーフ投手に似てるのかな、と思いましたが、リリーフ投手は同じ試合に参加しているので違います。

トラック5000mや、ロードレースの長距離などを走ってると、他の種目のヤツが結構人ごとな声援を送ってくるのもご愛嬌。

「ここで離されるな!絶対付け!」とか。ここが勝負どころなんて、走ってる俺が一番わかってるっちゅうねん。それでも、一杯いっぱいやから離されるねん。

ピンチを迎えた投手に「ここ抑えるか打たれるかが試合の分かれ目やからな、絶対抑えろよ!」なんて、言いません。少なくとも私は。ポンっておしり叩いて「打たれたら、絶対取り返してやるから思い切り腕振って投げろ」です。

まあ、個人競技と団体競技の差でしょうか。

かくいう私も、同じ長距離走者には結構キツイ声援送ってましたが。


話はは戻って世界陸上。

日本を応援する私たちが、世界で目の当たりにするのは敗れざる者たちのドラマです。

端的に言ってしまうと、日本の王者があっけなく世界の壁に跳ね返される光景です。

サニブラウンも、田中希実も、松田瑞生も、みんな敗れざる者たちです。

だから、続きがあるのです。

ブダペストへ、パリへ、そして東京へ。