◉ジョンリール・カシメロ1/25(1.04倍)、ポール・バトラー10/1(11倍)=BETVICTOR=◉
WBOバンタム級王者カシメロが英国ボクシング管理員会(BBBofC)のローカルルールに違反、中止になったカード。
オッズは、ミスマッチレベルまで一方的にカシメロに傾き、強打のフィリピン人が中盤までにノックアウト勝ちすると見られていました。
「カシメロ退場」を受けて、4月23日(日本時間)バトラーは代役のジョナス・スルタンと暫定王座を争います。
33歳の英国人は33勝15KO2敗と立派な戦績を持つ元IBF王者。
2敗は逆2階級制覇を狙ったIBFジュニアバンタム級王者ゾラニ・テテ(8ラウンドTKO負け)と、IBF王者決定戦でエマヌエル・ロドリゲス(0-3判定負け)といずれも世界戦。
テテは強豪、ロドリゲスも過大評価とはいえ当時はバンタム級最強候補の一角でした。
とはいえ、テテ戦での無策とひ弱さ、ロドリゲス戦で3.3ポンドもの体重超過と、プロボクサーとしての実力と倫理観に欠如した〝弱いカシメロ〟。
一方のスルタンは2017年にソニー・ボーイ・ハロをノックアウト、カシメロから大番狂わせの勝利を収めて、IBFジュニアバンタム級王者ジェルウィン・アンカハスへの挑戦権を獲得(0-3の完敗でタイトル獲得ならず)、2021年には14戦全勝14KOのカルロス・カラバリョから4度のダウンを奪いバンタム級シーンでもトップ戦線に浮上してきました。
ハロはフライ級上がり、カシメロはムラっ気がありすぎる、カラバリョはすっかりお馴染みになった「プエルトリコの過大評価」…31歳のスルタンも井上尚弥を脅かすような存在ではありません。
とはいえ、この試合はスルタンが難なく勝利をつかむと思われますが、果たして?
◉谷口将隆4/11(1.36倍)、石澤開2/1(3倍)=ウィリアムヒル=◉
4月22日金曜日。明日、後楽園ホールで決戦です。
面白いマッチアップです。技巧派サウスポーのWBOストロー級王者・谷口に対して、石澤は10勝9KO1敗とこの階級ではありえないパンチャー。
石澤の唯一の黒星が谷口、2年7ヶ月ぶりに世界タイトルを賭けた再戦というのも興味深いところ。
2019年9月の8回戦では、石澤が第5ラウンドにダウンを奪ったものの、74−78/74-77*2と〝準完封負け〟。
この2年7ヶ月、二人が何をどう学んだのか、リングの上でそれが披露されるはずです。

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