WBSSの優勝オッズ(ウィリアムヒル)は、以下の通りでした。
井上尚弥1.62倍
エマヌエル・ロドリゲス5倍
ライアン・バーネット5倍
ゾラニ・テテ6倍
ミハエル・アロイヤン20倍
ノニト・ドネア33倍
ジェイソン・マロニー50倍
ファン・カルロス・パヤノ50倍

開幕前の予想は、井上が大本命。「ロドリゲス、バーネット、テテが番狂わせを起こせるか?」が焦点で、ドネアも含めたアロイヤン以下にはノーチャンスと見られていました。
結果はご存知の通り。
井上の優勝は予想通りでしたが、決勝の相手がドネアであったこと、そしてその内容が年間最高試合に選ばれてしまう激闘になるとは、誰も予想していませんでした。
2013年にギレルモ・リゴンドー に敗れてからのドネアは、7勝3KO4敗と低迷していました。
まともな相手に勝ったのは2012年のジェフリー・マゼブラまで遡り、フェザーはもちろんジュニアフェザーでも大きな勝利を掴めないのですから、ファンもメディアも「終わった」と思い込んでいたのは当然です。
2018年にWBSSへの挑戦を発表したときも、その参加資格が問われただけでなく「2階級も下げて衰弱しきったロートルに何が出来るのか?」と悲惨な結末しか待っていないと考えられていました。
しかし。
誰も予想出来なかった快進撃を見せて井上との決勝戦まで登り詰めるのです。
バンタム級出戻り以来、4勝4KO1敗。唯一の黒星はPFPファイターの井上。
井上に敗れたあと、直近の2戦はWBC王者のノルディーヌ・ウバーリと、幸運な判定とはいえロドリゲスに競り勝ったレイマート・ガバリョを4ラウンドで轢き潰すようにノックアウト。
あんな芸当をバンタム級で出来る猛者は、井上しかいません。そのはずでしたが…。
その井上はドネアとの激闘を制したあと、ジェイソン・マロニー、マイケル・ダスマリナス、アラン・ディパエンを問題なく倒しました。
WBSS以降の両者の対戦相手の質はどっちもどっちですが、キャリア全般を見渡すと、ドネアに大きく分があります。
ドネアは殿堂入り確実のグレートには勝っていませんが、ビック・ダルチニアン(初戦)、フェルナンド・モンティエルのPFPファイターを撃破。
敗れたとはいえ、レオ・サンタクルスと激闘を繰り広げたスター選手カール・フランプトンとも拳を交えています。
強豪王者とは呼べないもののナチュラルなフェザー級のニコラス・ウォータースも、井上のキャリアには見当たらないパワーの持ち主です。
一方の井上も殿堂クラスとの対戦はなし。
キャリア最強は、もちろんドネア。←殿堂クラスでした。
そして、2番目がオマール・ナルバエス。
無敗のまま2階級制覇・それぞれの階級で二桁防衛なのに、PFPにカスリもしないという常識外れの離れ業をやってのけたばかりか、ドネア戦で「今世紀最低試合」と烙印を押された〝自己記録〟を、ゾラニ・テテ戦で更新するヘタレっぷりを見せつけた、まさに〝伝説の迷王者〟。
もちろん、ナルバエスはヘタレですが雑魚でも穴王者でもなく、負けたのはドネア、井上、テテと強豪だけです。
しかし「伝説の名王者」は、いくらなんでも悪い冗談。笑うしかありません。
そして、その次となると、田口良一。
そして、ロドリゲス。プエルトリコのホープに数えられ、バーネットが対戦を回避したボクサーファイターでしたが、世界戦では気持ちの弱さを晒け出し続けて、試合をするごとに評価は暴落。
ロドリゲスが、出戻りドネアばりのパフォーマンスを見せてくれていたなら、ファンもワクワク出来たのですが…。

井上とドネア。両者の対戦相手の質は、ドネアに軍配が上がります。
しかし、そもそも井上はドネアに完勝していますから、この視点から勝敗を占うのは無意味です。
そして、初戦から流れた2年8ヶ月は、28歳の井上には経験という追い風に、39歳のドネアには劣化の腐食が進行するのに十分すぎる時間です。
常識的には井上に上積みがあっても、ドネアにはあり得ません。
しかし…ドネアの砂時計は落ちるのをやめたばかりか、逆流しているように見えます。
これが、ビクター・コンテの魔法でしょうか???
6月7日、ドネアの劣化が一気に露呈しない限り、パワーと打たれ強さはフィリピン人が上回ります。
そして、アンダードッグで、なおかつキャリア最高の大会場の舞台に再び立てるドネアの方が心理的には充実しているでしょう。
それ以外のファクターは、全て井上が有利です。
試合は、あっけないほどあっさり終わるかもしれません。
思い起こせば、2年8ヶ月前にもほとんどの人が、そう予想していました。
今度こそ、予想とオッズの通りにゲームが進むのでしょうか?
それとも、今回もまた…?
井上尚弥1.62倍
エマヌエル・ロドリゲス5倍
ライアン・バーネット5倍
ゾラニ・テテ6倍
ミハエル・アロイヤン20倍
ノニト・ドネア33倍
ジェイソン・マロニー50倍
ファン・カルロス・パヤノ50倍

開幕前の予想は、井上が大本命。「ロドリゲス、バーネット、テテが番狂わせを起こせるか?」が焦点で、ドネアも含めたアロイヤン以下にはノーチャンスと見られていました。
結果はご存知の通り。
井上の優勝は予想通りでしたが、決勝の相手がドネアであったこと、そしてその内容が年間最高試合に選ばれてしまう激闘になるとは、誰も予想していませんでした。
2013年にギレルモ・リゴンドー に敗れてからのドネアは、7勝3KO4敗と低迷していました。
まともな相手に勝ったのは2012年のジェフリー・マゼブラまで遡り、フェザーはもちろんジュニアフェザーでも大きな勝利を掴めないのですから、ファンもメディアも「終わった」と思い込んでいたのは当然です。
2018年にWBSSへの挑戦を発表したときも、その参加資格が問われただけでなく「2階級も下げて衰弱しきったロートルに何が出来るのか?」と悲惨な結末しか待っていないと考えられていました。
しかし。
誰も予想出来なかった快進撃を見せて井上との決勝戦まで登り詰めるのです。
バンタム級出戻り以来、4勝4KO1敗。唯一の黒星はPFPファイターの井上。
井上に敗れたあと、直近の2戦はWBC王者のノルディーヌ・ウバーリと、幸運な判定とはいえロドリゲスに競り勝ったレイマート・ガバリョを4ラウンドで轢き潰すようにノックアウト。
あんな芸当をバンタム級で出来る猛者は、井上しかいません。そのはずでしたが…。
その井上はドネアとの激闘を制したあと、ジェイソン・マロニー、マイケル・ダスマリナス、アラン・ディパエンを問題なく倒しました。
WBSS以降の両者の対戦相手の質はどっちもどっちですが、キャリア全般を見渡すと、ドネアに大きく分があります。
ドネアは殿堂入り確実のグレートには勝っていませんが、ビック・ダルチニアン(初戦)、フェルナンド・モンティエルのPFPファイターを撃破。
敗れたとはいえ、レオ・サンタクルスと激闘を繰り広げたスター選手カール・フランプトンとも拳を交えています。
強豪王者とは呼べないもののナチュラルなフェザー級のニコラス・ウォータースも、井上のキャリアには見当たらないパワーの持ち主です。
一方の井上も殿堂クラスとの対戦はなし。
キャリア最強は、もちろんドネア。←殿堂クラスでした。
そして、2番目がオマール・ナルバエス。
無敗のまま2階級制覇・それぞれの階級で二桁防衛なのに、PFPにカスリもしないという常識外れの離れ業をやってのけたばかりか、ドネア戦で「今世紀最低試合」と烙印を押された〝自己記録〟を、ゾラニ・テテ戦で更新するヘタレっぷりを見せつけた、まさに〝伝説の迷王者〟。
もちろん、ナルバエスはヘタレですが雑魚でも穴王者でもなく、負けたのはドネア、井上、テテと強豪だけです。
しかし「伝説の名王者」は、いくらなんでも悪い冗談。笑うしかありません。
そして、その次となると、田口良一。
そして、ロドリゲス。プエルトリコのホープに数えられ、バーネットが対戦を回避したボクサーファイターでしたが、世界戦では気持ちの弱さを晒け出し続けて、試合をするごとに評価は暴落。
ロドリゲスが、出戻りドネアばりのパフォーマンスを見せてくれていたなら、ファンもワクワク出来たのですが…。

井上とドネア。両者の対戦相手の質は、ドネアに軍配が上がります。
しかし、そもそも井上はドネアに完勝していますから、この視点から勝敗を占うのは無意味です。
そして、初戦から流れた2年8ヶ月は、28歳の井上には経験という追い風に、39歳のドネアには劣化の腐食が進行するのに十分すぎる時間です。
常識的には井上に上積みがあっても、ドネアにはあり得ません。
しかし…ドネアの砂時計は落ちるのをやめたばかりか、逆流しているように見えます。
これが、ビクター・コンテの魔法でしょうか???
6月7日、ドネアの劣化が一気に露呈しない限り、パワーと打たれ強さはフィリピン人が上回ります。
そして、アンダードッグで、なおかつキャリア最高の大会場の舞台に再び立てるドネアの方が心理的には充実しているでしょう。
それ以外のファクターは、全て井上が有利です。
試合は、あっけないほどあっさり終わるかもしれません。
思い起こせば、2年8ヶ月前にもほとんどの人が、そう予想していました。
今度こそ、予想とオッズの通りにゲームが進むのでしょうか?
それとも、今回もまた…?
コメント
コメント一覧 (1)
フシ穴の眼
が
しました