ウクライナ侵略、怖くて、もう付けっ放しでは見れなくなってます。
仕事先でも、この話題になっても、会話に乗る気になれません。変に気をつかわせてしまっているのが、伝わってくるので、相手の方にも申し訳ない気持ちです。
いつもと違う、変な酔い方するわ。
違う話がしたい、ですね。
春に震える富士山とか、平和で素晴らしい日本のボクシングの未来の話、とか。
Leap Before You Look.
「見る前に飛べ」という意味のことわざです。
1994年に大江健三郎がノーベル文学賞を受賞したときに、このタイトルを付けた大江の短編集の影響もあって、ちょっと流行りました。
マニー・パッキャオはまさに「見る前に飛ぶ」、そんな感じでした。
「見る前に飛ベ」。
「石橋を叩いて渡る」の反対語にも聞こえますが、前者が勇気あるヒーローで、後者は怯懦のチキン、というわけではもちろんありません。
ただ、見ることもしないで、最初から飛ばない、と決めちゃうのは勿体ないこと、この上ありません。
先週末に東大前期入試が行われました。
早速、日曜日の夕方に集まったバカ少年とバカ少女たちに「551」の肉まんを配りながら「今日は学校の宿題じゃなく、出来立てホヤホヤの東大の問題を解こう」と言うと、高校生は「馬ッ鹿じゃなの?ありえない。絶対ムリ、時間のムダ」と戦意喪失、中学生は「うちらは関係ないよね?」と、とにかく関わりたくない様子。
共通テストの受験者は、53万367人。
烏合の衆とまでは言わないまでも、この50万強の分母が途轍もない天才・秀才の精鋭が集まった軍団だと考えてる人は皆無でしょう。
玉石混交の50万人から東大・京大や国立大医学部レベルに進学するのが、約1万人強、です。玉石混交50人で一番になれば、東京レベルということです。
これ、誰がどう考えても超難関とは言えません。
阪大、東工大、一橋など第二レベルや、旧帝大まで加えると、約5万人が進学。10人に1人です。
プロ野球で入団した同期10人で一番になる、10も20も年の離れたグレートと争ってポジションを勝ち取る。これは、ミッション・インポッシブルです。プロ野球の世界で生き残るのは、50人中一番になるよりも競争率は遥かに低いものの、これはとんでもない至難の業です。
どんなに実力があっても、運やタイミングがなければ、生き残ることが出来ない競争です。そもそも、教科書も塾もありえません。
もちろん、東大・京大、旧帝大にどの高校からでもクラスに5、6人が進学するか,というと、世の中そんなアベレージには出来ていません。
一つのクラスから東大に何人も現役合格するのが当たり前の高校がある一方で、歴史上1人も東大進学を果たせない高校も存在します。
では、東大入試にカスタマイズされた子が通う進学校でないと、東大の入試問題は難攻不落か?
ウチのバカ少年、バカ少女たちにとっては、東大なんて入試問題を見るまでもなく、絶対クリア出来ない高いハードルなのか?
問題を見た彼ら、彼女らの第一声は「嘘だ。東大の英語がこんな簡単なわけがない」でした。
もちろん、嘘じゃありません。
週末に出題された、れっきとした東大の前期日程の入試問題です。
彼らが「簡単」と驚いたのは、ある意味で正しく、ある意味で間違っています。
バカの中でも、その症状が最も軽い高校2年生の女の子は、ほぼ完全に訳し、文章を理解できていました。
しかし、70〜80字に要約するのが出来ないのです。
それだと十分な点数が与えられません。まず英語では東大いけません。
ただし、彼女がそれから学習する方向を間違わなければ、少なくとも東大の英語はクリアする学力を習得するのは全く難しい仕事じゃありません。
模範解答を披露してあげると、彼らはまた口を揃えて驚きました。
「これ、英語の問題か?これ英語の顔して国語の問題じゃん!」。
さすが、バカは勘が鋭い。素晴らしいほど、その通りです。
「英語の顔した国語の問題」。その通りです。言うことないです。
そして、次はこれ↓。

この英作文、私が出題者なら問題から英語にします。絶対。
しかし、東大は敢えて、日本語で攻めて、問うて来るのです。
面白いですね〜、いいですね〜。
私なりの解答に至るまでの、思考の順序を教えると「こんなの英語の問題じゃない!」と、今度は怒りも混じった声。
受験なんてくだらない。これは事実です。
それでも、それを踏まえて、問題を出してくる大学は、面白いと思います。
東大は、ボクシングでいうとフロイド・メイウェザーです。つまり、問題の作り方が〝確信犯〟なんです。だから、あざとい予備校に簡単に攻略されちゃうんです。
「東大=メイ」、すみません書いてすぐですが、訂正します。いくらなんでも、これは東大、褒めすぎでした。メイに失礼千万。
個人的には、もちろん!マニー・パッキャオな問題出してくる大学があれば嬉しいのですが、パッキャオなんて大学受験とは相容れない、模範解答とか偏差値とかを木っ端微塵に粉砕する運動体ですから、そんな大学ありえません。
泥酔してしまいましたが、Leap Before You Look.です。
「見る前に飛べ」。
それが、いつも正しいわけもなく、世の中は「石橋を叩いて渡る」方が、上手く立ち回れることが多いのが事実です。
だから、若い人にLeap Before You Look.なんて、そのまま語ることなんてしません。
でも、見ることもしないで、飛ぼうともしないのは、あまりにも勿体無い。
せめて、見てから飛べ。
東大の問題を見たら、普通の受験生なら「これが東大?」と思うでしょう。ただ、多くの受験生は、見ることすらせずに「無理。不可能」と、自分を殺しているのです。
さすがに、バカが酔っ払うと、回りくどい話になります。
「階級を上げても、潰されたら意味がない」なんて、本気で言ってるのか?
もちろん、東大なんてほとんど同じ学年だけで毎年何千人も雪崩れ込んで入学できる、アホみたいにガバガバの広き門です。
フェザー級のビッグネームはもちろん、ジュニアフェザーの強豪でも、彼らに勝つのは、東大入試とかいう低レベルで答えのあるパズルを解く作業とは次元が違います。
実際にオッズや専門家予想は、モンスターのキャリアではありえなかった接近したものになるでしょう。
もちろん、チキンのナルバエスや、ロートルのドネアよりも、はるかに手強い相手です。KOして当たり前ではありません。
ただ、どう考えても完敗は想像できません。
唾棄するほど低俗な受験やら入試と、大好きなボクシングを同列に語ってしまうとは… 。この一週間は、やはり、どうにもこうにも、不安定な気分に揺れて、揺れて、揺れまくっているようです。
仕事先でも、この話題になっても、会話に乗る気になれません。変に気をつかわせてしまっているのが、伝わってくるので、相手の方にも申し訳ない気持ちです。
いつもと違う、変な酔い方するわ。
違う話がしたい、ですね。
春に震える富士山とか、平和で素晴らしい日本のボクシングの未来の話、とか。
Leap Before You Look.
「見る前に飛べ」という意味のことわざです。
1994年に大江健三郎がノーベル文学賞を受賞したときに、このタイトルを付けた大江の短編集の影響もあって、ちょっと流行りました。
マニー・パッキャオはまさに「見る前に飛ぶ」、そんな感じでした。
「見る前に飛ベ」。
「石橋を叩いて渡る」の反対語にも聞こえますが、前者が勇気あるヒーローで、後者は怯懦のチキン、というわけではもちろんありません。
ただ、見ることもしないで、最初から飛ばない、と決めちゃうのは勿体ないこと、この上ありません。
先週末に東大前期入試が行われました。
早速、日曜日の夕方に集まったバカ少年とバカ少女たちに「551」の肉まんを配りながら「今日は学校の宿題じゃなく、出来立てホヤホヤの東大の問題を解こう」と言うと、高校生は「馬ッ鹿じゃなの?ありえない。絶対ムリ、時間のムダ」と戦意喪失、中学生は「うちらは関係ないよね?」と、とにかく関わりたくない様子。
共通テストの受験者は、53万367人。
烏合の衆とまでは言わないまでも、この50万強の分母が途轍もない天才・秀才の精鋭が集まった軍団だと考えてる人は皆無でしょう。
玉石混交の50万人から東大・京大や国立大医学部レベルに進学するのが、約1万人強、です。玉石混交50人で一番になれば、東京レベルということです。
これ、誰がどう考えても超難関とは言えません。
阪大、東工大、一橋など第二レベルや、旧帝大まで加えると、約5万人が進学。10人に1人です。
プロ野球で入団した同期10人で一番になる、10も20も年の離れたグレートと争ってポジションを勝ち取る。これは、ミッション・インポッシブルです。プロ野球の世界で生き残るのは、50人中一番になるよりも競争率は遥かに低いものの、これはとんでもない至難の業です。
どんなに実力があっても、運やタイミングがなければ、生き残ることが出来ない競争です。そもそも、教科書も塾もありえません。
もちろん、東大・京大、旧帝大にどの高校からでもクラスに5、6人が進学するか,というと、世の中そんなアベレージには出来ていません。
一つのクラスから東大に何人も現役合格するのが当たり前の高校がある一方で、歴史上1人も東大進学を果たせない高校も存在します。
では、東大入試にカスタマイズされた子が通う進学校でないと、東大の入試問題は難攻不落か?
ウチのバカ少年、バカ少女たちにとっては、東大なんて入試問題を見るまでもなく、絶対クリア出来ない高いハードルなのか?
問題を見た彼ら、彼女らの第一声は「嘘だ。東大の英語がこんな簡単なわけがない」でした。
もちろん、嘘じゃありません。
週末に出題された、れっきとした東大の前期日程の入試問題です。
彼らが「簡単」と驚いたのは、ある意味で正しく、ある意味で間違っています。
バカの中でも、その症状が最も軽い高校2年生の女の子は、ほぼ完全に訳し、文章を理解できていました。
しかし、70〜80字に要約するのが出来ないのです。
それだと十分な点数が与えられません。まず英語では東大いけません。
ただし、彼女がそれから学習する方向を間違わなければ、少なくとも東大の英語はクリアする学力を習得するのは全く難しい仕事じゃありません。
模範解答を披露してあげると、彼らはまた口を揃えて驚きました。
「これ、英語の問題か?これ英語の顔して国語の問題じゃん!」。
さすが、バカは勘が鋭い。素晴らしいほど、その通りです。
「英語の顔した国語の問題」。その通りです。言うことないです。
そして、次はこれ↓。

この英作文、私が出題者なら問題から英語にします。絶対。
しかし、東大は敢えて、日本語で攻めて、問うて来るのです。
面白いですね〜、いいですね〜。
私なりの解答に至るまでの、思考の順序を教えると「こんなの英語の問題じゃない!」と、今度は怒りも混じった声。
受験なんてくだらない。これは事実です。
それでも、それを踏まえて、問題を出してくる大学は、面白いと思います。
東大は、ボクシングでいうとフロイド・メイウェザーです。つまり、問題の作り方が〝確信犯〟なんです。だから、あざとい予備校に簡単に攻略されちゃうんです。
「東大=メイ」、すみません書いてすぐですが、訂正します。いくらなんでも、これは東大、褒めすぎでした。メイに失礼千万。
個人的には、もちろん!マニー・パッキャオな問題出してくる大学があれば嬉しいのですが、パッキャオなんて大学受験とは相容れない、模範解答とか偏差値とかを木っ端微塵に粉砕する運動体ですから、そんな大学ありえません。
泥酔してしまいましたが、Leap Before You Look.です。
「見る前に飛べ」。
それが、いつも正しいわけもなく、世の中は「石橋を叩いて渡る」方が、上手く立ち回れることが多いのが事実です。
だから、若い人にLeap Before You Look.なんて、そのまま語ることなんてしません。
でも、見ることもしないで、飛ぼうともしないのは、あまりにも勿体無い。
せめて、見てから飛べ。
東大の問題を見たら、普通の受験生なら「これが東大?」と思うでしょう。ただ、多くの受験生は、見ることすらせずに「無理。不可能」と、自分を殺しているのです。
さすがに、バカが酔っ払うと、回りくどい話になります。
「階級を上げても、潰されたら意味がない」なんて、本気で言ってるのか?
もちろん、東大なんてほとんど同じ学年だけで毎年何千人も雪崩れ込んで入学できる、アホみたいにガバガバの広き門です。
フェザー級のビッグネームはもちろん、ジュニアフェザーの強豪でも、彼らに勝つのは、東大入試とかいう低レベルで答えのあるパズルを解く作業とは次元が違います。
実際にオッズや専門家予想は、モンスターのキャリアではありえなかった接近したものになるでしょう。
もちろん、チキンのナルバエスや、ロートルのドネアよりも、はるかに手強い相手です。KOして当たり前ではありません。
ただ、どう考えても完敗は想像できません。
唾棄するほど低俗な受験やら入試と、大好きなボクシングを同列に語ってしまうとは… 。この一週間は、やはり、どうにもこうにも、不安定な気分に揺れて、揺れて、揺れまくっているようです。




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フシ穴の眼
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