井上尚弥と井岡一翔。

現在、二人は多くのメディアでPFP10傑に数えられています。

▶︎まずはBWAA(全米ボクシング記者協会)のランキングから。リング誌やESPNの記者らも投票する多数決(1位票10points〜10位票1points)のわかりやすい得票制で、これが米国の〝総意〟と言ってもよいでしょう。

井上は4位スペンスにわずか1ポイント差の5位。井岡も30ポイントを集めて13位につけています。

①カネロ・アルバレス(159 points) 
②テレンス・クロフォード (152) 
③オレクサンダー・ウシク(148) 
④エロール・スペンスJr. (136) 
⑤ 井上尚弥 (135) 
⑥タイソン・フューリー (100)
⑦ジョシュ・テイラー(99)
⑧ワシル・ロマチェンコ (98) 
⑨ファン・フランシスコ・エストラーダ (85)
⑩タンク・デービス(80) 

11位以下: Gennadiy Golovkin (42), Oscar Valdez (33), Kazuto Ioka (30), Artur Beterbiev (27), George Kambosos (24), Teofimo Lopez (13), Jermell Charlo (11), Stephen Fulton (3).




▶︎続いて、 The Transnational Boxing Rankings Board(国境なきボクシングランキング委員会)。リネラルチャンピオン(正統な王位継承)にこだわる〝正義〟の団体も透明な得票制。

井上はカネロとウシク、完全統一経験のある二人に続く3位。井岡も10位に滑り込んでいます。

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▶︎そして、ESPN。こちらも投票制を敷き、誰がどのボクサーに何位票を投じたかまで公開しています。

トップランクとの結びつきが強すぎるため、ランキングに不信感を募らせてしまいますが、あからさまにおかしなことはありません。

投票内容をしっかり開示、ときにはその理由の説明もなされていて、個人的には一番好きなPFPです。そういう意味では、PFPは納得出来る(自分に価値観が近い)妄想を支持するというよりも、その妄想の根拠を説明してくれるものを好みます。まあ、みんなそうでしょう。
 

①カネロ・アルバレス
②テレンス・クロフォード 
③井上尚弥 
③オレクサンダー・ウシク
⑤タイソン・フューリー
⑥エロール・スペンスJr. 
⑦ジョシュ・テイラー
⑧ワシル・ロマチェンコ 
⑨ファン・フランシスコ・エストラーダ
⑨タンク・デービス

Others receiving votes: Gennadiy Golovkin (3), Roman "Chocolatito" Gonzalez (3), Teofimo Lopez (2), Artur Beterbiev (1), Jermell Charlo (1), Stephen Fulton (1). 



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▶︎そして、密室会議制のリング誌のPPF。投票制でないため、非常に不透明で、編集長の意見が大きく左右される傾向にあるようです。

井上が4位、井岡が9位。

①カネロ・アルバレス
②オレクサンダー・ウシク 
③テレンス・クロフォード 
④井上尚弥 
⑤ジョシュ・テイラー
⑥エロール・スペンスJr. 
⑦ファン・フランシスコ・エストラーダ
⑧ワシル・ロマチェンコ 
⑨井岡一翔
⑩タイソン・フューリー



▶︎かつて、井上を1位評価していたボクシングジーンでは、井上は3位に後退、井岡は Artur Beterbiev, Jermell Charlo, Stephen Fulton, Gennady Golovkin,とともにFIVE MORE WHO COULD EASILY BE HERE(もうすぐ10傑入りの5人)に数えられています。

①カネロ・アルバレス
②テレンス・クロフォード 
③井上尚弥 
④オレクサンダー・ウシク 
⑤エロール・スペンスJr.  
⑥ジョシュ・テイラー
⑦タイソン・フューリー
⑧ワシル・ロマチェンコ 
⑨ファン・フランシスコ・エストラーダ
⑩タンク・デービス
 
20200402
▶︎そして、米国から離れて英国ボクシングニューズ(BN)誌。1909年(明治42年)創刊の世界最古のボクシング(スポーツ)専門誌、しかも週刊誌のBN誌は The Transnational Boxing Rankings Boardと提携、PFPや各階級のランキングは共通です。

井上が3位、井岡が10位。