すでに電子版では3月号までアップされているリング誌ですが、2月号は100周年記念特集号でした。
1922年(大正11年)創刊。
ソビエト連邦が建国され、エジプト王国が英国から独立、アインシュタインが来日し、「サンデー毎日」誌が創刊され、ヤンキースタジアムが起工した年です。
サンデー毎日が、そんなに古い雑誌だったとは。そして、ヤンキースはそれまでジャイアンツとポログラウンズを共有していました。
当時はオリジナル8の時代。1922年の世界チャンピオンは…。(国籍)のないファイターは全て米国。
ヘビー級:ジャック・デンプシー、ライトヘビー級:ジョルジュ・カルパンチェ(仏)→バトリング・シキ(セネガル)、ミドル級:ジョニー・ウィルソン、ウェルター級:ジャック・ブリットン→ミッキー・ウォーカー、ライト級:ベニー・レナード、フェザー級:ジョニー・ダンディ、バンタム級:ジョニー・バフ、フライ級:ジミー・ワイルド(英国)。
そして、オリジナル8には食い込めなかった悲哀のジュニア階級も、実は存在しました。
▶︎ジュニアウェルター級:1922年、ミネアポリスのボクシングプレード誌の人気投票でピンキー・ミッチェルが選ばれ、トニー・カンゾネリとバーニー・ロスというグレートもタイトルホルダーに名を連ねます。
しかし、ロスがウェルター級王者になるとこのクラスは世界から完全に置き去りにされてしまい、本格的に復活するのはカルロス・オルチス(プエルトリコ)が王者になる1959年まで待たなければなりませんでした。
この時代のジュニアウェルター級タイトルを認めるとカンゾネリとロスは3階級制覇ですが、現実はそうではありません。
▶︎ジュニアライト級:1921年にプロモーターにしてリング誌創刊者の一人テックス・リカード傘下のジョニー・ダンディが戴冠(翌年にフェザー級王者に)。33年にフランキー・クリックが減量苦でタイトル返上、マイナー階級は消滅します。
26年の大空位時代を経て、ハロルド・ゴメスが王座に就いたのは1959年のことでした。
1959年に復活する〝伝統のジュニア階級〟がジュニアウェルターとジュニアライト。50年代に活躍した白井義男は8階級時代でしたが、ファイティング原田の60年代はこの2階級を加えた10階級時代でした。
リング誌は1922年創刊の100年の歴史の中で、1925年から97年間にわたって独自ランキング、1929年からはチャンピオンシップも認定してきました。
“In a perfect boxing world, there would be one champion per division. But there isn’t one champion per division, and whether you accept the WBC, WBA, and IBF, or dismiss them as self-serving sanctioning bodies, the question of who deserves to be the real champion, and who doesn’t, are no longer simple ones.”
しかし、1990年に「常識の世界ではチャンピオンは1階級に一人だけであるべきだ。しかし、ボクシングの現実はそうではない。WBAやWBC、IBFを受け入れるのか、それとも勝手な承認団体として切り捨てるのかは別にしても、誰が本当のチャンピオンなのかは簡単にはわからなくなってしまった」(スティーブ・ファーフッド編集長)として、階級ごとのベスト10は継続しますが、チャンピオンを廃止。
再び、リング誌王者が認定されるのは2002年の事でした。
1925年から現在まで、97年間途切れることなくトップ10が発表されている階級がオリジナル8です。
その他の階級は以下のとおり。
※青字が「悲哀のジュニア階級」。断続の歴史が紆余曲折と喧々諤々があったことを伺わせています。
●Junior lightweight (February 1925-October 1932; September 1962-June 1987; January 1990-present)
●Junior featherweight (May 1979-June 1987; January 1990-present)
●Junior bantamweight (January 1990-present)
●Junior flyweight (September 1991-present)
1922年(大正11年)創刊。
ソビエト連邦が建国され、エジプト王国が英国から独立、アインシュタインが来日し、「サンデー毎日」誌が創刊され、ヤンキースタジアムが起工した年です。
サンデー毎日が、そんなに古い雑誌だったとは。そして、ヤンキースはそれまでジャイアンツとポログラウンズを共有していました。
当時はオリジナル8の時代。1922年の世界チャンピオンは…。(国籍)のないファイターは全て米国。
ヘビー級:ジャック・デンプシー、ライトヘビー級:ジョルジュ・カルパンチェ(仏)→バトリング・シキ(セネガル)、ミドル級:ジョニー・ウィルソン、ウェルター級:ジャック・ブリットン→ミッキー・ウォーカー、ライト級:ベニー・レナード、フェザー級:ジョニー・ダンディ、バンタム級:ジョニー・バフ、フライ級:ジミー・ワイルド(英国)。
そして、オリジナル8には食い込めなかった悲哀のジュニア階級も、実は存在しました。
▶︎ジュニアウェルター級:1922年、ミネアポリスのボクシングプレード誌の人気投票でピンキー・ミッチェルが選ばれ、トニー・カンゾネリとバーニー・ロスというグレートもタイトルホルダーに名を連ねます。
しかし、ロスがウェルター級王者になるとこのクラスは世界から完全に置き去りにされてしまい、本格的に復活するのはカルロス・オルチス(プエルトリコ)が王者になる1959年まで待たなければなりませんでした。
この時代のジュニアウェルター級タイトルを認めるとカンゾネリとロスは3階級制覇ですが、現実はそうではありません。
▶︎ジュニアライト級:1921年にプロモーターにしてリング誌創刊者の一人テックス・リカード傘下のジョニー・ダンディが戴冠(翌年にフェザー級王者に)。33年にフランキー・クリックが減量苦でタイトル返上、マイナー階級は消滅します。
26年の大空位時代を経て、ハロルド・ゴメスが王座に就いたのは1959年のことでした。
1959年に復活する〝伝統のジュニア階級〟がジュニアウェルターとジュニアライト。50年代に活躍した白井義男は8階級時代でしたが、ファイティング原田の60年代はこの2階級を加えた10階級時代でした。
リング誌は1922年創刊の100年の歴史の中で、1925年から97年間にわたって独自ランキング、1929年からはチャンピオンシップも認定してきました。
“In a perfect boxing world, there would be one champion per division. But there isn’t one champion per division, and whether you accept the WBC, WBA, and IBF, or dismiss them as self-serving sanctioning bodies, the question of who deserves to be the real champion, and who doesn’t, are no longer simple ones.”
しかし、1990年に「常識の世界ではチャンピオンは1階級に一人だけであるべきだ。しかし、ボクシングの現実はそうではない。WBAやWBC、IBFを受け入れるのか、それとも勝手な承認団体として切り捨てるのかは別にしても、誰が本当のチャンピオンなのかは簡単にはわからなくなってしまった」(スティーブ・ファーフッド編集長)として、階級ごとのベスト10は継続しますが、チャンピオンを廃止。
再び、リング誌王者が認定されるのは2002年の事でした。
1925年から現在まで、97年間途切れることなくトップ10が発表されている階級がオリジナル8です。
その他の階級は以下のとおり。
※青字が「悲哀のジュニア階級」。断続の歴史が紆余曲折と喧々諤々があったことを伺わせています。
●Cruiserweight (April 1984-June 1987; January 1990-present)
●Super middleweight (January 1990-present)
●Junior middleweight (December 1974-June 1987; January 1990-present)
●Junior welterweight (February 1928-October 1932; September 1962-June 1987; January 1990-present)
●Junior lightweight (February 1925-October 1932; September 1962-June 1987; January 1990-present)
●Junior featherweight (May 1979-June 1987; January 1990-present)
●Junior bantamweight (January 1990-present)
●Junior flyweight (September 1991-present)
●Strawweight (January 1999-present)
「その他の階級」 、いわゆる水増し階級はアルファベット団体が増設しても、基本的にはすぐには認められませんでした。
また、クルーザーとジュニアミドル、ジュニアウェルター、ジュニアライト、ジュニアフェザーは一旦認められながらも1987年にリング誌では廃止。オリジナル8への原点回帰を図りました。
しかし「オリジナル8が価値がある」なんて、4団体17階級時代にあっては寝言に過ぎません。1990年にランキングを復活させます。
この1990年には、それまで存在を認めていなかったジュニアバンタムも認定され、ジュニアフライは1991年、ストローも1999年になってようやくランキングが開設されました。
水増し階級の中でも、ジュニアウェルター(140ポンド)は10ストーン、ジュニアミドル(154ポンド)、スーパーミドル(168ポンド)は12ストーンと英国で好んで使われる重量単位「ストーン」で綺麗に割り切れるクラス。
英国圏ではリングアナウンスでもよく耳にする単位です。
ちなみに、1ストーン(14ポンド)で割り切れる〝ストーン5階級〟はフライ(112)、フェザー(126)、ジュニアウェルター(140)、ジュニアミドル(154)、スーパーミドル(168)。
さて、ブリッジャー級のランキングが発表されるのがいつになるのか?あるいは永遠にその日はやって来ないのか? どうなりますやら…。
「その他の階級」 、いわゆる水増し階級はアルファベット団体が増設しても、基本的にはすぐには認められませんでした。
また、クルーザーとジュニアミドル、ジュニアウェルター、ジュニアライト、ジュニアフェザーは一旦認められながらも1987年にリング誌では廃止。オリジナル8への原点回帰を図りました。
しかし「オリジナル8が価値がある」なんて、4団体17階級時代にあっては寝言に過ぎません。1990年にランキングを復活させます。
この1990年には、それまで存在を認めていなかったジュニアバンタムも認定され、ジュニアフライは1991年、ストローも1999年になってようやくランキングが開設されました。
水増し階級の中でも、ジュニアウェルター(140ポンド)は10ストーン、ジュニアミドル(154ポンド)、スーパーミドル(168ポンド)は12ストーンと英国で好んで使われる重量単位「ストーン」で綺麗に割り切れるクラス。
英国圏ではリングアナウンスでもよく耳にする単位です。
ちなみに、1ストーン(14ポンド)で割り切れる〝ストーン5階級〟はフライ(112)、フェザー(126)、ジュニアウェルター(140)、ジュニアミドル(154)、スーパーミドル(168)。
さて、ブリッジャー級のランキングが発表されるのがいつになるのか?あるいは永遠にその日はやって来ないのか? どうなりますやら…。




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