Friday 10, September 2021
  

Casino Del Sol, Tucson, Arizona
USA ESPN+ 

WBO Fly Title 



2020年11月、王座決定戦でジーメル・マグラモを8回2分10秒KOに屠った中谷潤人の初防衛戦。

対するアンヘル・アコスタはリング誌で8位評価を受けているように、まともな世界ランカー。24戦22勝21KO2敗という、軽量級離れした決定力は要注意です。

アコスタの最初の世界アタックは4年前。16戦全勝16KO無敗のパーフェクトレコードを引っさげ、田中恒成のWBOジュニアフライ級のストラップに挑戦するも完敗。

田中の返上で空位となったWBO王座を拾い、4度目の防衛戦でエルウィン・ソトにまさかの逆転KO負け。打たれ弱いわけではありませんが、勝負弱い印象が濃くなっている30歳です。

現状では、スター候補が次々に倒れる〝プエルトリコ・ドミノ〟の一枚です。

王者はここまで21戦全勝16KO無敗の23歳。リング誌とESPNがフライ級最強に推すWBC王者フリオ・セサール・マルチネス、IBF王者サニー・エドワーズ、WBA王者アルテム・ダラキアンとの団体統一戦をアピールするためにも、危険な挑戦者アコスタを明白に破りたいところです。
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前日計量は中谷は111.4 ポンド、 アコスタはリミット一杯 112ポンドで1発クリア。

ウィリアムヒルのオッズは王者の勝利が1/6(1.67倍)、挑戦者4倍。無敗の日本人が明白に有利と見られています。

完成度の高いボクシングを披露している無敗の中谷と、粗さと脆さが目立つアコスタではオッズも予想も傾くのは仕方がありません。

身長・リーチともに170㎝の中谷に対して、アコスタは身長163㎝/リーチ161㎝。サウスポーの中谷が右リードでアコスタの接近を阻みながら、左の強打を狙う展開か。

アコスタは早い段階で主導権を握りたいところですが、中谷は相当にやりにくいでしょう。

オッズと予想に沿った結果、王者の大差判定勝ちか、終盤ストップに落ち着きそうです。

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メインイベントはWBCジュニアライト級タイトルマッチ。

こちらも王者オスカル・バルデスの初防衛戦。直前のドーピング騒動で興行実施も危ぶまれましたが、さすがプロボクシング、雨天決行です。

バルデスは29戦全勝22KO、挑戦者ロブソン・コンセイサンも16戦全勝8KOの無敗対決。

バルデスはリミット一杯130ポンド。コンセイサンは129.6ポンド。

リオデジャネイロ2016でライト級金メダリストのコンセイサンは、アマチュア時代にバルデスに勝ったこともあり、プロの世界戦でのリマッチが実現しました。 
オッズは王者1/16(1.06倍)、挑戦者7倍とミスマッチのレベルに離れていますが、いろんな意味でコンセイサンにもチャンスがありそうです。