9月7日、WBA世界ウェルター級チャンピオンのヨルデニス・ウガスは、マイアミのスアレス市長のオフィスで「市の鍵」を授与されました。

いわゆる「市民栄誉賞」です。

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ウガスは8月21日、圧倒的不利の下馬評を覆し、世界8階級制覇王者でフィリピン上院議員でもある伝説的なファイター、マニー ・パッキャオから判定勝ちを収めました。

スアレス市長は「ウガスの代わりに、私がキューバの残酷な独裁者による抑圧にふれなくてはなりません。この意味では、彼は戦士というよりも活動家です。抑圧された母国の人々を解放するためにメッセージを発信し続ける彼は名誉市民に相応しい」と祝福。

ウガスは「マイアミ市の鍵を授与されたことは、大きな喜び。故郷のキューバの人々が受けている抑圧に、1人でも多くの人が関心を持ってくれたら嬉しい」「私は、キューバの同胞だけでなく、世界中で抑圧されている人々のために、人間の自由のために戦う。応援してくれたファンにも感謝したい。今日は私にとって素晴らしい一日であり、永遠に忘れることはないでしょう」と語りました。

「マイアミ市の鍵」はこれまでにフロリダ・マーリンズの投手でワールドシリーズチャンピオンのリヴァン・エルナンデス、NBAチャンピオンのドウェイン・ウェイドとシャキール・オニール、音楽界からはシャキーラとジェニファー・ロペス、俳優ではウィル・スミスらが受賞している。


▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎先月の番狂わせ(試合内容を見るとウガスは想像以上に良いボクサーでパッキャオは想像以上に衰えてきましたが)は、政治的発言が目立つファイターによる王者交代劇でした。

日本人の感覚では、大坂なおみの言動にネガティブに反応する人も少なくありませんが、パッキャオやウガス、大坂らは私たちとは違う血や生い立ちや環境の中で競技と向き合ってきました。

スポーツの檜舞台がアジテーションやプロパガンダの演説台になるのは御免被りますが、アスリートが政治・社会的発言をするのは自由です。
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モハメド・アリやパッキャオのような、そこに説教臭さの無い自然のキャラクターであるなら、むしろ大歓迎です。

そういえば、米国のオバマ元大統領はアリのポートレイトを執務室に飾っていました。

Nothing is Impossible. 

巨大な敵を目の前にして挫けそうになったとき、そのアリの言葉にいつも勇気づけられたそうです。