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桜は八分咲き。来月から取り壊しが決まった「電通築地ビル」(設計・丹下健三/1967年竣工)。

春が来ました。

というか、正確には「夏」が来ます。

ESPNが「中谷正義とワシル・ロマチェンコの試合を今「夏」のESPNの目玉カードとして計画している」と報じました。

すでに、ロマチェンコが自身のSNSで中谷戦について触れるなど、明らかに交渉中でした。

ESPNが「ESPNで」と言ってるのですから、もう決まりでしょう。

決まってないのは「夏のいつか?」「会場はどこになるのか?」だけです。

ファンとしては、完全統一王者テオフィモ・ロペスとリング誌を含めた5つのベルトを賭けた再戦が「第1希望」でした。

しかし、ロマチェンコです!「滑り止め」どころか「第2希望」と表現するのも憚られるビッグネームです。

オッズや専門家予想はまだ出ていませんが「ロマチェンコ」と「テオフィモ2」なら、前者の方が厳しい戦いになると展望されるでしょう。

中谷がロマチェンコとテオフィモを撃破する、と信じています。

それでも、敵は巨大です。

万一、ロマチェンコをストップするようなことがあれば「米国を揺るがす」という意味では、日本ボクシング史上最大の快挙です。

棄権に追い込む〝ロマチェンコ勝ち〟を中谷が逆に決めたら、メディアは大喜びでしょう。

日本人ボクサーが戦った相手では歴史上、ミゲール・コット(亀海喜寛)に次ぐビッグネームです。

これまでにも、ロベルト・デュランやアレクシス・アルゲリョが日本人と拳を交えましたが、当時の彼らのキャリアはずっと先の盛夏を控えた〝春先〟でした。

その意味では、初戦のテオフィモもそうです。テオフィモはまだ夏を迎えていませんが。

そして、コットと同じように、ウクライナのハイテクも夏が過ぎた黄昏ファイターである可能性大です。

ESPNは「ロマチェンコは慢性の肩の故障から100%完治した」としていますが、100%完治するなら慢性じゃありません。

もちろん、ロマチェンコが肩に不安を抱えて中谷戦に臨むのは絶対にダメ。完璧な状態でリングに上がってもらわないと困ります。

Lomachenko-Nakatani will be an interesting clash of styles. Nakatani will have a 6-inch height and reach advantage over Lomachenko, who is one of the sport's best technical fighters.

「ロマチェンコvs中谷」は両者のスタイルを考えると非常に面白い激突になるだろう。身長・リーチともに182㎝の中谷は、現役屈指のテクニシャンであるロマチェンコ(170㎝/166㎝)のフレームを圧倒している。


「テオフィモ1」では中谷を過小評価しまくってたESPNも、ようやくその実力に気づいたようです。

世界最大のスポーツメディアにしては気づくのが遅すぎですが、気づかないよりはマシです。

間違いなく、interesting clash になります。そして、世界が驚くでしょう。

中谷は体格だけでなく、リングの上でも小さなウクライナ人をきっと圧倒します。