Saturday 20, March 2021
Dickies Arena, Fort Worth, Texas, USA  

Welter Contest, 12 Rounds
vacant World Boxing Organisation International Welter Title



16戦全勝全KO、22歳のバージル・オルティスJr.と、 31歳の元WBOジュニアウェルター級王者モーリス〝マイティー・モー〟フッカーがWBOウェルター級の暫定王座を争います。

前日計量で オルティスがリミットを0.6ポンドオーバー、1時間ごの再計量でパスしました。

二人はともに生まれも育ちもテキサス州。「自分のこともモーのこともよく知ってる観客の前で試合ができることは特別」(オルティス)。

フッカーはダラス南西部オーククリフ、そこから10マイルしか離れていないグランドプレーリーでオルティスは育ちました。

ボクシングはメキシコ系住民には人気があるとはいえ「アメフトが宗教」という土地で産では、オルティスのジムの先輩エロール・スペンスJr.もそうであるように最初からボクサーを目指す若者はほとんどいません。

ダラス周辺エリア出身では、カーティス・コークス(1966〜69年:WBAウェルター級)、フォートワース生まれのドナルド・カリー(1983〜86年:WBA→完全統一ウェルター級/1988〜89年:WBCジュニアミドル級)と世界王者は長らく二人しか輩出できていませんでした。

しかし「If he can do it, I can do it.(スペンスの活躍で多くのボクサーが刺激を受けた)」(スペンスのトレーナー=デレク・ジェームス)。

それでも、世界王者になるためには、スペンスやフッカーでもアウエーの英国まで乗り込まなければなりませんでした。

フッカーの「"Nothing was handed to me."(私には何も用意されなかった)」という言葉が全てを表しています。

それでも、スペンスがダラスカウボーイズの本拠地AT&Tスタジアムでビッグファイトを繰り広げ、PPVスターへの階段に足をかけ、全戦全勝全KOのWBAゴールド王者オルティスへの関心も高まっています。

最終的にはウェルター級かジュニアミドル級でスペンスとオルティスが激突する、そんなクライマックスが期待されているようです。
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試合直前のオッズはオルティス1/10(1.1倍)に対して、フッカー9.5倍と一方的。オルティスが6ラウンドまでに試合を終わらせる掛け率は2.1倍と、ブッカーも専門家同様に「試合は長引かない」と見立てています。

敗北はホセ・ラミレスとの統一戦だけとはいえ、打たれ弱さを露呈したジュニアウェルター上がりのフッカー、地元で意地を見せることができるか?