まず、プロスポーツの根本がビジネスである限り「報酬」や「待遇」が実力だけでなく、人気の力学が大きく作用することは至極当然です。
ここでの「報酬」は実力が大きく作用する選手報酬だけでなく、スポンサー収入も包含される広義の報酬を指します。

選手報酬は、テニスのように実力とほぼ比例するスポーツがある一方で、ボクシングのように人気が選手報酬=ファイトマネーに露骨に反映されることもあります。

そのテニスにしても、人気プレーヤーの「報酬」は選手報酬よりもスポンサー収入の方が、例外なく遥かに巨額です。

デビュー戦で1億ドルを稼いだコナー・マクレガーや、100万ドル近いファイトマネーを当たり前に稼ぐYouTuberボクサーが跋扈するボクシング界は胡散臭さ満点ですが、人気ボクサーの「報酬」は殆どがファイトマネーです。
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HUBLOTと大型契約する前のフロイド・メイウェザーは、Forbes誌のスポーツ長者番付でendorsement=スポンサー収入がゼロということも珍しくありませんでした。

実際には、ボクシングギアのメーカーなどから数万ドル単位のスポンサー収入を得ていました。Forbes誌の集計単位に満たなかったために、ゼロ表示になったのですが、スポンサー収入が選手報酬を大きく上回るテニスやゴルフの世界よりも一見健全に見えてきます。

ボクシングのメガファイトを支えるPPVにしても「ファンのマニア化を加速させボクシングをマイナースポーツに没落させた元凶」と悪者扱いされることが多いのですが、スポンサー収入ではない、ファンから集めたせいぜい一件100ドルの〝投げ銭〟がファイトマネーに反映されるシステムはスポンサーへの媚びへつらいやサービスの必要はありません。

メイウェザーをはじめ、ボクサーにDQNな言動が目立つのは、彼らが品性下劣だからというだけが原因ではないのです。

たとえ卑劣な発言やときには犯罪を犯しても、契約解除されて懐が痛むスポンサーなど存在しないのですから。

愛妻家や家族団欒イメージでコマーシャルに出演したりすることもありませんから、不倫もDVもやり放題です。
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…秋も深まる神無月の火曜日、お昼休み…。

また前置きが長くなりました。