光速のスピードと無尽蔵のスタミナ、ボクシングの面白さは、軽量級ボクサーの小さな体が教えてくれる!

欧米の低脳ボクシングファンには理解出来ない魅惑の軽量級ワールドに溺れるように耽り、わずか17lb、7.7kgに6階級にも渡る広大な宇宙の「今」を俯瞰します。

競技人口は3月24日 現在のBoxrecからです。

最近のBoxrecはデータ収集能力がさらに向上したようで、ポイント0(ゼロ)の1勝もしていないボクサーの数が跳ね上がっており、デビュー前のボクサーも含めて全ての0点ボクサーはカウントしていません。

ちなみにトップはファン・フランシスコ・エストラーダで600.8点。 

■115Lb ■競技人口587人(3月24日現在)

欧米での軽量級は軽視されがちです。それでも、ここ数年は少なくともメディアの間では評価が進んでいます。

リング誌やESPNのPFP10傑でも井上尚弥とエストラーダがレギュラー枠を勝ち取り、軽量級史上唯一無二のPFPキングであるローマン・ゴンザレスを筆頭に、シーサケット・ソールンビサイやドニー・ニエテス、ギレルモ・リゴンドーが「PFP経験者」。
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日本の井岡一翔、田中恒成、京口紘人もいつランクインしてもおかしくないネクストバッターサークルに控えています。

この軽量級の実力者たち、エストラーダとロマゴン、シーサケット、ニエテス、井岡、なんと5人までがジュニアバンタム級なのです。

さらに恒成もこのクラスへの進出が確実視されています。

軽量級の評価が高まっている、その震源地が115lb、ジュニアバンタム級であることは誰の目にも明らかです。

現在の勢力図を見ると、リング誌のトップ3(王者エストラーダ/1位シーサケット/2位ロマゴン)はラウンドロビン(総当たり)の対戦が終わり、29歳のメキシコ人が勝ち抜けた状況です。

このラウンドロビンからはじかれたジェルウィン・アンカハスとニエテスのフィリピンの強豪2人は引き続きビッグファイトを窺い、無敗のままWBAのセカンド(暫定)タイトルを獲得したアンドリュー〝ザ・モンスター〟マロニーもトップ選手との激突を熱望。

この階級で飛び抜けたマネーパワーを誇る井岡も、トップ3との対戦に狙っています。

井岡の場合は井上のケースと同様、対戦相手が高額の報酬を要求する条件交渉がネックとなりそうですが、実現してもらいたい!

ただトップ3は「vs井岡」で日本に引っ張り込むのは難しいかもしれません。

32歳のロマゴンは「大阪で井岡」と口に出していますが、キャリアハイで60万ドルを手にしているニカラグア人です…30万ドルでは首を縦に振らないでしょう。

ただ、31歳の井岡もキャリア集大成の試合を作りたいはず。

井岡陣営が大幅譲歩して元PFPキングやエストラーダを大阪に引っ張り込むことは十分期待できます。

シーサケットは4月4日にアムナット・ルエンロンとのノンタイトル戦が決まっていますが、この時期でもリング誌など一部メディアでスケジュールが生きています。

単純にまだ削除されていないだけかもしれません。

会場もバンコクのワークポイントスタジアムが抑えられており、やる気のようです。 

現時点の独断と偏見の実録ランキングは1位:エストラーダ、2位:井岡、3位:アンカハス、4位:ロマゴン、5位:シーサケットでしょうか。

ここに恒成が絡んでくるわけです。

ジュイアフェザー級で再起した比嘉大吾の今後が少し心配ですが、彼はバンタムでしょうか?

いずれにせよ、最強決定のビッグファイトが展開されることを切に希望するハイレベルクラスです。