リング誌が「新型コロナウィルスが東京五輪をノックアウト」の見出しで「開催は来年に延期される模様」と報じました。

同じタイミングでUSAトゥデイもIOC委員の言葉として「延期」と報道していますが、ここは場末のブログ、リング誌の方がUSAトゥデイごときより遥かに格が上なのです。

以下、リング誌から。

*****五輪が延期されるのは史上初めての悲劇。

これまで「1916」が第一次世界大戦で「1940」(幻の東京五輪)と「1944」が第二次世界大戦で中止に追い込まれたことがあったが、 いずれも世界大戦によるもの。

ボクシングの米国代表を決定する予選会も全て中止・凍結されてしまった。 

バンタム級(123lb)で代表を目指していたブルース〝Shu Shu〟カリントン(22歳)は「この現実に失望している」と、ずっと目指してきた五輪が予定通りに開幕しないことを嘆いた。

コーチのオーレリアノ・ソーサは「誰の責任でもない。前を向け。私にとってShu Shuは誇り高き米国代表のオリンピアンだ!」と教え子を励ましている。

ジュニアライト級のプロスペクト、クリス・コーベットも教えるソーサは「妻は病院の看護師で毎日奮闘している。今の病院はそれこそ戦場だ。私たちだけが戦ってるんじゃない。ガッカリしている場合ではない。目の前の敵をみんなで力を合わせて打ち倒すときだ!」と、今は〝戦時体制〟だとウィルスとの戦いに熱く燃えている。
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カリントンは「聖火リレーのスローガン“Hope Lights Our Way.”(希望の道を、つなごう。)の言葉が心に響いている。今こそ前を向くべきだ。下を向いてる暇なんてない」と、他のアスリートにもメッセージを発信しながら自身も鼓舞している。*****




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また、WBCは奨励しているランダムテストのドーピング検査「Clean Boxing Program 」を一時的に中止すると発表。

「当面3週間はプログラムを停止する。参加ボクサーは自宅待機して下さい」(マウリシオ・スライマン)。

VADAと提携したOlympic styleのプログラムは、多くの国や都市が〝封鎖〟された状況で検査員が動くことが出来ない状態です。

これは「私たちの検査員は地球上のどこにでも、いつでも訪問できる」と豪語しているWADAにとっても変わりません。

現状はソーサが言うように〝戦時〟。〝火事場泥棒〟は、目に見えないだけで、すでに数多く現れているはずです。

つまり、検査再開まではマスキングを必要としない無制限のドーピングがやり放題なのです。

様々な局面を考慮すると、もはや残念な選択肢しか残されていないようです。

でも、下を向く必要なんてありません。

こんな状況がいつまでも続くわけがないのですから。

Hope Lights Our Way. 希望の道を、つなごう