トップランクの発表とESPNから。

How the coronavirus pandemic is affecting boxing

この苦境からどうやって立ち上がればいいのか?

ボクシングはシーズン制のスポーツではないが、向こう1〜2ヶ月は試合が 組まれることはない状況だ。

興行が打てない、収入が絶たれるということだ。」

ボクサーとプロモーターやマネージャーだけではない。スパーリングパートナーもジム経営者もトレーナーも、この間収入がゼロになる。

試合会場もテレビもスケジュールや番組に穴を空けることになる。

ジェイソン・マロニーは、4月25日にジョシュア・グリーアとの対戦(マンダレイベイ:井上尚弥vsジョンリール・カシメロとの共同メイン)が予定されていたが、新型コロナウィルスのパンデミックからキャンセルとなっていまった。

「非常に残念で悔しいが、物事は多角的に見なくてはならない。何千人もの人が亡くなっている。興行がキャンセルになっても不平をいってはならない」。 

ジェイソンの弟でジュニアバンタム級のWBA暫定王者アンドリューも防衛戦(4月17日オクラホマ:vsイスラエル・ゴンザレス)がキャンセルになったが「人々の健康と安全が最優先されるのは当然」 と事態を受け入れている。

トップランクは3月14日から5月2日までの7つの興行の中止・延期を余儀なくされた。

この7つの興行にはフェザー級王者シャクール・スティーブンソンやフェザー級の人気スターであるマイケル・コンラン、ライトヘビー級の団体統一王者アルトゥール・ベテルビエフ、ジュニアバンタム級王者ジェルウィン・アンカハス 、マロニー兄弟に井上、そしてジュニアウェルター級団体統一王者ジョシュ・テイラーの試合も含まれている。
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トップランクのカール・モレッティ副社長は「延期しようにも延期の日程も決められない。事態は刻々と変わっている。今朝聞いた悪いニュースが夕方にはもっと悪いニュースに変わっている。どうしろって言うんだ?」と八方塞がりの状況に苛立ちを隠せない。

現時点でトップランクが「実施する」としているカードは5月9日の団体統一ジュニアウェルター級王者ホセ・ラミレスの防衛戦(カリフォルニア州フレズノ:vsビクトル・ポストル)だけ。

このカードは新型コロナの影響で2月1日の中国開催から一度延期されているが、現状では2度目の延期もあるかもしれない。

5月30日にはトップランクが擁する軽量級(ライト級以下)で最高のカード、ワシル・ロマチェンコvsテオフィモ・ロペスがほぼ内定していたが、今年後半にズレ込む公算が大きい。

モレッティは「ロマとロペについては試合会場も確保できず、交渉が止まっている」と5月30日の実施が難しいことを示唆。

ラミレスのトレーナー、ロベルト・ガルシアは「立て続けに2度もキャンセルとなるとチームは崩壊するしかない。今、ジムにいるのはラミレスだけで他の選手はプロもアマも自宅待機している。アマ選手はトーナメントが中止になったため、将来がまったく見通せないでいる」と嘆いている。

承認団体にも激震が走っている。

WBCはメキシコシチーの本部オフィスを閉鎖、今週バンコクで開催予定だったムエタイのコンベンションを延期した。

「全てが宙ぶらりんにされて、いつ事態が収束するのか誰もわからない。トランプ大統領の宣言で、私たちの判断では興行を再開できない。トランプがどこかでGOサインを出さないと、このままだとスポーツは座して死を待つだけだ」(モレッティ)。
 
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近所の公園のソメイヨシノは五分咲ですが…。