世も末です。
悲しいニュースが入りました。
原酒が足りないため、年数の入っていない「竹鶴 ピュアモルト」は同時期にリニューアルして販売を続けるそうですが、「余市」や「宮城峡」も熟成年数の入った商品はとうに市販されていません。
原酒を樽に詰め長期間熟成させる必要があるため、国産ウイスキーの需要の高まりに供給が追い付いていないのですが、その「需要」がウイスキー愛好家の輪が広がり「飲用」されているのなら仕方がありませんが…。
現実には高騰する日本のモルトが投機対象になって買い占められているのです。
当時、札幌に住んでたこともあり、子供が産まれた年に余市に行って「20年熟成させるウィスキー」を6本購入(20年間熟成させてくれるわけです)したことがありました。
当時は税込み6万円弱でした。1本で約1万円はすごく高いなあと思いつつも、子供の成人式でみんなで飲もうと買いました。
これはシングルモルト(単一蒸留所)というだけでなく、カスクストレングス(単一樽)のものでした。
3年前にお酒を扱う仕事をしている方に「もうすぐ送られてくるのが楽しみ」とその話をすると「少なくとも1本15万で売れる。6本なら90万円」というのです。
実際、私が売るわけがないのを知ってる人でしたが、高騰してるのは知っていたとはいえ、とんでもない金額で取引されていることに驚きました。
もちろん、全部売ることなく飲み干しました。
それにしても、なんという世の中じゃ。



コメント