今年もあと残すところ1ヶ月を切りました。

まだ世界戦が控えていますが、2019年の軽量級「重大ニュース」を挙げるとこんな感じでしょうか。



第10位:井上尚弥が日本人初のリング誌単独カバー、しかも2月号と9月号で2度も!

第9位:戦う王者、エマヌエル・ナバレッテが年4試合をこなす。明日の試合に勝てば4戦全勝全KO。

第8位:昨年メイウェザーを抜いて「世界王者としての無敗記録」を更新したワンヘン・ミナヨーティンがその記録を「54」まで伸ばす。欧米メディアはさらに沈黙

第7位:江藤光喜がハビエル・シントロンと2連戦、タイトル奪取ならず。

第6位:ノニト・ドネアが神風に乗ってWBSSトーナメント決勝進出!井上に試練も与える。

第5位:ファン・フランシスコ・エストラーダがシーサケット・ソールンビサイとの再戦で勝利、井上尚弥に次ぐ世界評価をコンクリート。

第4位:
田中恒成が田口良一との Unfinished Buisiness に勝利。

第3位:ダニエル・ローマンがジュニアフェザー級の2団体(IBF・WBAを統一)。

第2位:井岡一翔が日本史上初の4階級制覇

第1位:井上尚弥がWBSS優勝


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◉そして、明日は岩佐亮佑がニューヨーク最大のハコ、バークレイズセンターでIBFジュニアフェザー級の暫定王者決定戦に挑みます。

ウィリアムヒルのオッズはマーロン・タパレスが2/5(1.4倍)に対して岩佐は7/4(2.75倍)と27歳の〝マラウディンの悪夢〟が29歳の日本人をややリードしています。

塩の香りも漂うサウスポー対決ですが、岩佐にも十分勝機があります。


◉12月23日の横浜アリーナにはWBCジュニアフライ級王者・拳四朗あらため寺地拳四朗が7度目の防衛戦にランディ・ペタルコリンを迎えます。

当初予定されていたIBF王者フェリックス・アルバラードとの統一戦がアルバラードの体調不良で流れてしまい、ペタルコリンに変更になりました。

「モチベーションは変わらない」と口では言っても、精神的には落胆しているでしょう。タパレスとアルバラードにKO負けしているペタルコリンは〝傷もの〟感もありますが、油断大敵。27歳の「笑顔の暗殺者」は「フィリピンのレーザー」をしっかり倒して前に進むだけです。

◉同じイベントで八重樫東がIBFフライ級王者モルティ・ムザラネに挑みます。

八重樫36歳、ムザラネ37歳。2人合わせて73歳という軽量級では異例の「高齢対決」になりますが、厄介な相手です。

2008年、全盛期のノニト・ドネアに敗れてから11年間負け無しの15戦全勝10KO。強豪との対戦も豊富南アのベイビーフェイスは黄昏を迎えた世界の激闘王には荷が重いか…。

最後の感動を味わいたい気持ちと、大きな怪我なく試合を終えてゆっくり休んでくれという思いと…複雑な気持ちで第1ラウンドのゴングを聞くことになりそうです。


◉大晦日は井岡一翔の初防衛戦。

軽量級としては珍しいPFPファイターの宝箱クラス、ジュニアバンタムのWBO王者として24歳ハビエル・シントロンの挑戦を受けます。

スピード、パワー、テクニック、そして何より強豪や大試合での経験値で30歳の井岡が大きく上回っています。

江藤光喜との初戦が無効試合となり、ペーパー上は無敗のシントロンですが、次々に馬脚を露わしている最近のプエルトリコの新鋭の例外ではありません。

綺麗に倒して新年を迎えましょう。


◉そして、その2020年。最も注目すべきは井上のトップランクデビュー戦。

ボブ・アラムは「怪我の完治を医者が保証してくれた3月に試合を予定している。会場はラスベガス、井上戦に普通でない関心を示しているMGMグランドになるだろう」と語っていますが…常識的に考えてガーデンアリーナでのメインはありえません。

メインなら上階席を封鎖するか、西岡利晃のような宴会場での試合になってしまいます。

ま、どうでもいい話は置いておいて、対戦相手です。

「ソフトな相手」と決めつけていましたが、IBF王者ジョンリール・カシメロと三つのアルファベットと一つのリング誌、合わせて四つのベルトを懸けた「完全統一に王手」となる試合になるなら勇気ある決断です。

リング誌ランキングはまだ更新されていないためゾラニ・テテが1位ですが、カシメロが取って代わるでしょう。

カシメロは面白い相手ですが、、、こうして見渡すとバンタムは手垢がついた選手ばかりで、ここに長居する意味は見当たりません。