いよいよゴングが迫ってきました。

日本時間11月24日 ネバダ州ラスベガス MGMグランドガーデンアリーナ

WBA世界ジュニアライト級スーパー王者決定戦 レオ・サンタクルスvsミゲール・フローレス

ジャーボンティ・デービスがライト級転向を表明して空位となった王座の決定戦。

WBAによると、スーパー王座は「連続防衛や他団体との統一戦に勝利した卓越した実績を挙げた王者」ですから、それを王者でない二人が争うのは理不尽な話です。

承認を生業とする彼らにとっては、当たり前の商業活動に文句をいうのもどうかもしれません。

試合前のオッズはサンタ1/100(1.01倍)、フローレス16/1(17倍)。誰もがため息をつくミスマッチです。

27歳のフローレスは24勝12KO2敗。二つの敗北はいずれもKO負けでこの2年間で喫したものです。そのうちの一つがクリス・アバロス戦(2017年7月18日)でポイントでリードしながらも5ラウンドTKO負け。

その3ヶ月後10月14日にアバロスを8ラウンドで倒したのがサンタクルス。

「アバロス指標」で見なくとも、リング誌やESPNはもちろん、他のアルファベット団体も世界ランカーと認めていないフローレスが、4階級制覇を狙う31歳のサンタクルスに勝っているのは若さだけ。

スターが雑魚相手に世界王者決定戦。よくある構図です。

それでも、軽量級では飛び抜けたビッグネーム、サンタクルスの130ポンド参戦は伊藤雅雪らこのクラスに豊富なタレントを抱える日本にとって朗報です。

「ラスベガスやニューヨークに軽量級需要はない」のは確固たる事実ですが、MGMグランドガーデンアリーナやバークレイズセンターでメイン(級)でリングに上がるサンタクルスは例外。

日本人ボクサーがラスベガスやニューヨークの大会場でメインイベントに登場してもおかしくありません。

メジャーへの通過点、踏み台階級だったジュニアライトですが、サンタクルスやオスカー・バルデス、カール・フランプトンの参戦で一気にカラフルな色彩を帯びてきました。

日本人が絡める上限階級だけに、これはチャンスです。


 

WBC世界ヘビー級 王者デオンティ・ワイルダー vsルイス・オルティス

激闘となった初戦を経て、注目の再戦。

オッズはこの3日間でワイルダー1/6(1.16倍)、オルティス9/2(5.5倍)からキューバのキングコングに揺れながら、現在は1/5(1.2倍)、4/1(5倍)へ。