カネロ・アルバレスがセルゲイ・コバレフを下馬評通りにKOして4階級制覇に成功。
この勝利で現在3位(リング誌/ESPN)のPFP評価が1位にジャンプアップするとも見られていましたが、今日発表のESPNでは3位のまま。
Total Points
POS.FIGHTERPOINTS
1Lomachenko121
2Crawford112
3Canelo109
4井上尚弥89
5Spence75
6Usyk64
7Golovkin30
8Estrada28
9Pacquiao24
10Garcia15
1位から3位の差はわずか12ポイント。4位の井上は3位カネロから20ポイント差をつけられ、下からは14ポイント差でスペンスに突き上げられています。 

毎回満票だったパックメイがいかに異常な二人だったのか、PFPランキングを眺めるたびに感嘆してしまいます。 

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ESPNで解説をつとめるアンドレ・ウォードは「今のコバレフに勝ったことを評価すべきではない。直近の6試合は4勝2敗、カネロとの試合では10ラウンドを丁寧に戦ってリードしていたが、カネロのツメが甘いから生き延びていただけ」と現状維持の3位が妥当と主張。
 
It's not just about the 'name' you face but where the 'name' currently is in their career when you face them.
ビッグネームに勝てばいいってもんじゃない。そのビッグネームが全盛期なのかそれとも黄昏時なのか、それが重要なのだ。 


むむむ…。今夜の井上尚弥にも耳が痛い言葉です。 

その井上をPFP1位に推しているスティーブ・キム記者は「私は前回評価の5位から4位に上げたが、現状で1位はない。カネロを1位にした人の考え方もよくわかる。対戦相手の名前だけでなく、質も高い。そし上位の4人(ワシル・ロマチェンコ/テレンス・クロフォード/カネロ/井上)は現代ボクシングで最も恐るべき4人だ」と語り「この4人から一人を選ぶのは一本の髪の毛二つに割くほど難しい」とも。

They are currently the most fearsome foursome in boxing.Choosing the best pound-for-pound fighter in boxing, right now, is splitting hairs.

ESPNの主幹記者ダン・ラファエルは「もうその時だ。2018年に当時PFP1位のゲンナディ・ゴロフキンに勝利してミドル級最強王者の座に就いた。ロッキー・フィールディングは穴王者だが、なんの苦労もなくスーパーミドル級も制覇。強豪ダニエル・ジェイコブスにも勝った。これ以上何が必要か?」と1位推し。

ESPNのPFP投票パネラーではダンラファの他にもティモシー・ブラッドリー、ニック・パーキンソン、サルバドール・ロドリゲス、ホセ・テシトーレの5人が1位に評価しました。

あれほどカネロを絶賛していたテディ・アトラスは、なぜか3位のまま。

今回の13人のパネラーが1位に投じたのはカネロの5票が最高。ロマチェンコ4票、クロフォード3票、井上1票と続きます。

カネロは2位票が1票も入らず、このことがPFP1位を逃す原因となりました。その2位票はロマチェンコが9票を集め、カネロとは逆に「2位票効果」がトップの座を固めたと言って良いでしょう。

残る2位票はクロフォードとエロール・スペンスが2票ずつと、井上も戦国PFPのキーポイントとなる2位票を獲得できませんでした。

今夜のドネア戦で勝利を収めても、PFPランキングは上がらないでしょう。簡単には上に行けないポジションまで登り詰めたということです。

旬のビッグネームが欲しいですね、ものすごく欲しいですね。