全日本テコンドー協会が9月に開催を予定していた強化合宿に大半の選手が不参加を表明、江畑秀範選手が週刊文春に金原昇会長が「協会を私物化している」と告発しました
5月のイギリス世界選手権について「この遠征では選手8人に対し、強化スタッフが11人。JOCからの補助金もスタッフの旅費などに充てられていたが、選手は世界選手権への参加に自腹で毎回20万円近い負担があった」そうです。
「JOCからの補助金がどう使われているのかは選手には一切知らされない。協会は本当に選手のことを考えているのか」と疑問を呈しています。
かつて、日本の「テコンドー協会」は、プロボクシングさながらに主要4団体に分裂、岡本依子のアテネ五輪出場が危ぶまれた事件は、ニュースでも大きく取り上げられました。
その後、全日本テコンドー協会に統合・一本化されましたが、2014年に内閣府は度重なる不適正経理の是正を求める勧告を無視した同協会の公益法人認定をはく奪します。
ボクシングのアマチュア協会がそうであったように、世間で通用しないような公益法人の私物化がまかり通るのはそこが既得権益の吹き溜まりだからです。
そこで優先されるのは「既得権益の甘い蜜を誰が吸うか」という醜い力学」です。
テコンドーファンの願いは「選手が十分なバックアップを受ける環境で技を磨き、世界で躍動して欲しい」という一点だけです。
本来、選手のために使われるべき補助金が醜い力学に勝ち残った下劣な老人たちに供されるなど、何があっても許されません。
信じられないかもしれませんが、多くのアマチュア競技で最も厚遇されているのは協会役員です。
海外遠征に随行する協会役員は当たり前にビジネスクラスです。選手はエコノミーです。20年ほど前の仕事関係で、そんなあり得ない光景を目の当たりにしました。
スポンサー企業の関係者だった私もビジネスクラス。全日本の選手や当時コーチの田尾安志や山下大輔はエコノミー。
選手はもちろん田尾や山下のようなレジェンドがエコノミーで、我々がビジネスなんて絶対ありえません。
事実上の国技・野球ですらそうなのです。旅行気分の老人役員たちがビジネスクラスに深く腰を下ろし、CAに下品な冗談を飛ばす同じ飛行機に、大柄な選手が狭いシートで肩寄せ合って座っているのです。
前MLBコミッショナーのバド・セリグは選手待遇を厚くする意味について「私はMLBの代表者だが、そう思っている人は誰もいない。選手こそが全てだ」と言い切ります。
「選手に投資すると間違いなくパフォーマンスが上がる。パフォーマンスが上がればファンが熱狂する。熱狂したファンは友人・知人を球場に連れてくる。家族はまた球場にやって来るだろう。選手が安心して気持ちよくプレーすることが、MLBを発展成長させる唯一の手段。それしか手段がないからそうしてるだけだ」。
最後に冗談も忘れません。「MLBが発展したら私たちにも大きく還元される。そこが一番大事かな。経済的にも社会的にも。MLBのコミッショナーは子供や孫にも自慢できる誇り高い仕事だ」。
選手に充てるべき補助金を私的に流用したら特権を味わえ、得した気分になるのかもしれません。しかし、世間から見たら醜悪で下劣な行為でしかありません。そこには誇りも夢も希望もありません。
畢竟、選手は動機を失い、補助金は打ち切られ、老人たちは恥まみれの余生を送るだけです。
醜い心の老人が朽ち果てていくのは勝手ですが、競技に全身全霊を懸けている選手を食い物にするような行為は許しがたい重罪です。
こんなことを繰り返していてはいけません。こんなニュースはこれを最後に二度と聞きたくありません。
5月のイギリス世界選手権について「この遠征では選手8人に対し、強化スタッフが11人。JOCからの補助金もスタッフの旅費などに充てられていたが、選手は世界選手権への参加に自腹で毎回20万円近い負担があった」そうです。
「JOCからの補助金がどう使われているのかは選手には一切知らされない。協会は本当に選手のことを考えているのか」と疑問を呈しています。
かつて、日本の「テコンドー協会」は、プロボクシングさながらに主要4団体に分裂、岡本依子のアテネ五輪出場が危ぶまれた事件は、ニュースでも大きく取り上げられました。
その後、全日本テコンドー協会に統合・一本化されましたが、2014年に内閣府は度重なる不適正経理の是正を求める勧告を無視した同協会の公益法人認定をはく奪します。
ボクシングのアマチュア協会がそうであったように、世間で通用しないような公益法人の私物化がまかり通るのはそこが既得権益の吹き溜まりだからです。
そこで優先されるのは「既得権益の甘い蜜を誰が吸うか」という醜い力学」です。
テコンドーファンの願いは「選手が十分なバックアップを受ける環境で技を磨き、世界で躍動して欲しい」という一点だけです。
本来、選手のために使われるべき補助金が醜い力学に勝ち残った下劣な老人たちに供されるなど、何があっても許されません。
信じられないかもしれませんが、多くのアマチュア競技で最も厚遇されているのは協会役員です。
海外遠征に随行する協会役員は当たり前にビジネスクラスです。選手はエコノミーです。20年ほど前の仕事関係で、そんなあり得ない光景を目の当たりにしました。
スポンサー企業の関係者だった私もビジネスクラス。全日本の選手や当時コーチの田尾安志や山下大輔はエコノミー。
選手はもちろん田尾や山下のようなレジェンドがエコノミーで、我々がビジネスなんて絶対ありえません。
事実上の国技・野球ですらそうなのです。旅行気分の老人役員たちがビジネスクラスに深く腰を下ろし、CAに下品な冗談を飛ばす同じ飛行機に、大柄な選手が狭いシートで肩寄せ合って座っているのです。
前MLBコミッショナーのバド・セリグは選手待遇を厚くする意味について「私はMLBの代表者だが、そう思っている人は誰もいない。選手こそが全てだ」と言い切ります。
「選手に投資すると間違いなくパフォーマンスが上がる。パフォーマンスが上がればファンが熱狂する。熱狂したファンは友人・知人を球場に連れてくる。家族はまた球場にやって来るだろう。選手が安心して気持ちよくプレーすることが、MLBを発展成長させる唯一の手段。それしか手段がないからそうしてるだけだ」。
最後に冗談も忘れません。「MLBが発展したら私たちにも大きく還元される。そこが一番大事かな。経済的にも社会的にも。MLBのコミッショナーは子供や孫にも自慢できる誇り高い仕事だ」。
選手に充てるべき補助金を私的に流用したら特権を味わえ、得した気分になるのかもしれません。しかし、世間から見たら醜悪で下劣な行為でしかありません。そこには誇りも夢も希望もありません。
畢竟、選手は動機を失い、補助金は打ち切られ、老人たちは恥まみれの余生を送るだけです。
醜い心の老人が朽ち果てていくのは勝手ですが、競技に全身全霊を懸けている選手を食い物にするような行為は許しがたい重罪です。
こんなことを繰り返していてはいけません。こんなニュースはこれを最後に二度と聞きたくありません。
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