ウェルター級史上で最も高齢で世界王者になったマニー・パッキャオをフィーチャーしたリング誌10月号の「REEVALUATING GREATNESS」(パッキャオの偉大さをあらためて評価する)の記事から抜粋。


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世界王者を「獲得」した時点での高齢ボクサー10傑です。あくまで「獲得」年齢のベスト10であって、高齢世界王者のランキングではない。

例えばアーチー・ムーアは40歳を超えてなお世界ライトヘビー級王者だったが、そのタイトルを獲得したのは36歳。このランキングにムーアがエントリーするなら「36歳」となる。


◉第10位:ファン・マヌエル・マルケス=38歳10ヶ月と4日。

2012年4月にセルゲイ・フェドチェンコとのWBOジュニアウェルター級暫定王者決定戦に勝利。王者ティモシー・ブラッドリーの返上で正規王者に昇格した。

メキシコ史上最強の一人で、パッキャオを完璧にKOした一発殿堂確実のグレート。


◉第9位:ジャコーベ・フラゴメーニ(イタリア)=39歳2ヶ月と1日。

2008年10月にルドルフ・クライとWBCクルーザー級王者決定戦を争い、8回負傷判定勝ち。

ヘビー級のトップアマから31歳でプロデビュー。当時クルーザー級の欧州王者だったデビッド・ヘイにストップされるなど回り道をしながら39歳で戴冠した。



◉第8位:モハマッド・ラクマン(インドネシア)=39歳3ヶ月と27日。

2011年4月、敵地バンコクで無敗のWBAストロー級王者クワンタイ・シスモーセンを9回KOで大番狂わせを起こす。

この試合まで4連敗、直近10試合でも4勝5敗1分のラクマンと防衛戦を行うことに地元メディアからも批判があったが、まさかの結末。



◉第7位:アントニオ・ターバー(米国)=39歳4ヶ月と22日。

2008年4月にクリントン・ウッズに完勝してIBFライトヘビー級王者に返り咲いたマジックマン。

ロイ・ジョーンズJr.を戦慄のKOで屠り、バーナード・ホプキンスに競り負け、ジョナサン・バンクス(ウラジミール・クリチコやゲンナディ・ゴロフキンらのトレーナー)をKOするなど重量級の名脇役だった。



◉第6位:ボブ・フィッツモンズ(英国)=40歳5ヶ月と30日。

ミドル級王者を経てヘビー級を制した伝説は、1903年11月にクラスをライトヘビー級に落としてジョージ・ガードナーを攻略して史上初の3階級制覇を達成した英国の宝石。

もちろん一発殿堂。歴代PFPファイターにも数えられる伝説中の伝説。



◉第5位:マニー・パッキャオ(フィリピン)=40歳7ヶ月と3日。

今年7月にキース・サーマンからWBAウェルター級王座を獲得したフィリピンの誇り。一発殿堂確実。

史上唯一無二の8階級制覇王者の伝説は現在進行中。



◉第4位:コーネリアス・バンドレイジ(米国)=41歳5ヶ月と16日。

2014年10月にカルロス・モリナを判定で下してIBFジュニアミドル級王者に返り咲き。

ジャーモル・チャーロに3回ストップされベルトを手放す。

トレーナーはクロンクのシュガー・ヒル。



◉第3位:シュガー・ボーイ・マリンガ(南アフリカ)=42歳と3日。

1997年12月、WBCスーパーミドル級王者ロビン・リードに判定勝ち、大番狂わせを起こして返り咲き。

ロイ、ナイジェル・ベン、クリス・ユーバンクらスーパースターと拳を交えたアフリカのシュガー。

長谷川穂積に1ラウンドKOされたヴィシ・マリンガは甥にあたる。



◉第2位:ジョージ・フォアマン(米国)=45歳9ヶ月と26日。

1994年11月、スコアカードでは大差をつけられた10回、WBA/IBF王者マイケル・モーラーをpicture-perfect(絵に描いたような)右ストレート一閃で逆転KO。

10年にも及ぶブランクから鮮やかな復活劇をみせたビッグ・ジョージは、アリをはじめとした過去のボクサーがどれほど強かったかを最も分かりやすい方法で証明した。



◉第1位:バーナード・ホプキンス(米国)=49歳3ヶ月と4日。

2014年4月にベイブト・シュメノフを判定で退けてIBF/WBA/IBAの統一ライトヘビー級王者に。

一発殿堂確実。