まさかの大番狂わせ。

ジャーレル・ミラーのドーピング違反で急遽代役となったアンディ・ルイスJr.に対して「何ラウンドで仕留められるか」が興味の対象になっていたことは当然でした。
Final Punch Stats
FIGHTERTOTALJABSPOWER
Joshua47 of 176 (27%)24 of 104 (23%)23 of 72 (32%)
Ruiz56 of 206 (27%)17 of 87 (20%)39 of 119 (33%)
-- Courtesy of CompuBox

パンチスタッツは、勝負が決した7ラウンドを除くとおそらく五分だったでしょう。そう、五分だったんです。そして、ジョシュアは打たれ強さで劣っていました。その結果が7ラウンドTKO負けでした。


「今でも信じられない。夢が叶った。メキシコ系で史上初のヘビー級チャンピオンになったんだ」「第3ラウンドにキャリア初のダウンを食ったけど、全く効いてなかった。あのダウンでより闘志が沸き立ってきた。倒し返してやると燃えたよ」(ルイス)。

「みんなルイスに拍手しよう。今夜の彼は素晴らしかった。私を応援してくれたファンには本当に申し訳ない結果となってしまった。でも、これがボクシングなんだ」(ジョシュア)。
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「こんなの(ルイスが勝ってメキシコ系初のヘビー級王者になる)ありえない」とESPNを笑いながら見てたのに…。

それにしても、ヘビー級の番狂わせは私たちに最も身近であるはずなのに、それに当たったときの衝撃は他の階級とは桁違いです。

さて、これから世界ヘビー級はどこへ行くのでしょうか?

決定事項としては6月15日のMGMグランドガーデンアリーナで、リネアル王者:タイソン・フューリーが無名のトム・シュワルツを迎えます。 

そして、WBC王者:デオンティ・ワイルダーは9月にルイス・オルティスとの再戦 に…これもなんかキナ臭い匂いがしますね。ワイルダー、初戦でも危ない場面がありました。

そして、ルイスJr.にまさかの大番狂わせを食らったアンソニー・ジョシュアには「英国でダイレクトリマッチを行うという再戦条項が契約されている」(エディ・ハーン)ということですが、これを行使するかどうかは微妙です。

何しろ負け方が悪すぎます。

リング誌もファンも「ワイルダーとの決戦を先延ばしにした」ことにハーンを批判しています。

「ヘビー級ではビッグファイトを先延ばしにしてはいけない」。 

「しかもそれが、打たれ弱いジョシュアとワイルダーの決戦なら、先延ばすあいだにどちらかが負けて商品価値が暴落する。ジョシュアはこれで終わりかもしれない。メイウェザーやパッキャオと彼らは違うのに」。

混迷極まる構図としては、精神的に不安定なフューリーもシュワルツに番狂わせを許し、ワイルダーもオルティスにリベンジを食らう。

リネアル王者は誰も知らないシュワルツ、三冠王者が今朝まで誰も知らなかったルイス。WBCは40歳のオルティス。

ちなみに6時間前までは、あらゆるアルファベット団体のランキングでルイスはWBAで5位に入っているだけ。藤本京太郎はWBA12位、WBO10位とランクされており、まあ格としては〝ドングリの背比べ〟か藤元が上?

今日の朝まで、ルイスと京太郎は同じステージの住人だったのです。

今のボクシング界、京太郎が世界挑戦してもいいでしょ?