マジソンスクエアガーデン。

先週、ワシル・ロマチェンコが上がったシアターも雰囲気のある会場ですが、やはりアリーナは違います。

「This is MADISON SQUARE GARDEN」です。
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IBFとWBAの女子ライト級タイトルマッチ、王者ケイティ・テイラーは今更ながら、いい選手ですね。

アイルランド生まれの32歳。

サッカーでも U-20でアイルランド代表の中心選手として活躍。ボクシングで出場した2012年ロンドン五輪ではアイルランド選手団の旗手をつとめるなど、国民的な英雄です。

オーラがあります。

映画「ミリオンダラー・ベイビー」の世界です…と思って見ていたら、実際に「Real Million Dollar Baby」と実況が呼んでいました。

会見で見せるコミカルなメガネと水着姿で臨む遊び心から一転、リング内での獰猛さもナイスです。

リング誌で何度も特集されてYouTubeでは何試合か観ましたが、リアルタイムは初めてでした。

今日のニューヨークでは22勝無敗1分のエヴァ・バルシュトルムを3者ともに100−90で完封、これで12戦全勝5KO。

これまで、女子ボクシングにインスパイアされることは滅多になかったのですが、少し関心が湧きました。


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〝ネクスト・カネロ〟の一人、ライアン・ガルシアはドミニカのブラウディオ・ロドリゲスとライト級10回戦で拳を交えました。

相変わらずシャープです。初回にダウンを奪うと、その後もゲームを支配。

20歳のメキシコ人は身長178㎝/リーチ178㎝、ミドル級のアルバレス(173㎝/179㎝)より5㎝も上背があるのですね。

確かに背が高い、そしてリーチはもっと長く、遠く見えます。いい選手の特徴です。

5ラウンド、右の強打でグラつかせると、連打で痛烈なダウンを奪ったところでレフェリーストップ。

これで17戦全勝14KO無敗。

この階級はただでさえレベルが高い上に、ロマチェンコが統一に向けて着々とベルトを集めているだけに、どの階級の誰をターゲットにするのか注目です。

いや、人気ありますね。大歓声です。

しかも、英語も堪能です。


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ウェルター級10回戦。サダム・アリvsマウリシオ・ヘレラ。 

アリは、ミゲール・コットから奪ったWBOタイトルの初防衛戦でハイメ・ムングイアに4ラウンドTKO負け。ウェルター級にクラスを戻しての再起戦です

ヘレラは、ダニー・ガルシアと互角以上に戦ったタフガイ。

予想通りの塩分過多の展開で、アリが3−0(100−90/99−91/98−92)で無難に勝利。

解説の「あとは爆発力…でも爆発力が売りの選手じゃない」(原功) という通りの、面白みの無いボクサーです。

元々がボクサータイプで、キャリア2敗がともにストップ負け、ますます慎重な戦い方になるのは仕方が無いといえばそうなのですが。

お、会場にテニス界のレジェンド、ジョン・マッケンローもいますね。解説ではスルーされてしまいました…。


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IBFジュニアライト級タイトルマッチ。王者テビン・ファーマーvs挑戦者フランシスコ・フォンセカ。

今日も派手なスカート型トランクスのファーマー、出足は良いですね。

ファーマーは尾形堅一に負けてから(結局「無効試合」になりましたが)、ボクシングが攻撃的になっています。

ボディから顔面へのコンビネーション、効果的です。

前半6ラウンドは全部取ったんじゃないでしょうか。ただ、決め手に欠きますね、良いパンチ当たってるのに、非力です。

フォンセカも怖さが無いから、どんどん攻め込んできます。ただ、このコスタリカ人は不器用すぎです。頭が動かない、ステップも直線的で単調です。

10ラウンド、強いパンチを立て続けにクリーンヒットするファーマーですが仕留められません。パンチが無いというのは、悲しいものです。 

11、12ラウンドは王者がアップアップ。判定は文句なしです。3−0、三者ともに117−111。

しかし、ファーマー政権はいつ倒れてもおかしくないですね。穴王者認定です。


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 WBAスーパーミドル級(リング誌などは認めていない)セカンドタイトルマッチ。
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アルバレスはBoxRecから2㎝、身長伸びてますね。ボクシング界ではよくあることです。

英国でお馴染みの「スウィートキャロライン」の歌に乗ってフィールディングが入場。

第1ラウンド、いきなり左ボディでダウン…予想通りすぎます。

2ラウンドにもやはりボディでダウンを追加。

3ラウンドには右フックと、やはりボディで2度のダウン。レフェリーストップ。 
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しかし「左ボディを打って下さい」と言わんばかりのロッキーのディフェンスは、どうなんでしょうか?

全くなんの対策もして来なかった?

戦前あれだけ指摘されてきたのに、むざむざとその餌食になるとは。しかも1ラウンド開始早々で。

「試合は7ラウンド1分30秒を超える」に賭けた私が馬鹿でした。
 
本当に、笑うしかないほど、予想通りの展開でした…。