カジノを内包するIR(統合型リゾート)は政府が「2020年以降の成長戦略で柱となる」と期待されている事業で、今年7月20日に法案が成立しました。

マニー・パッキャオが戦ったラスベガスやマカオのようなギャンブルシティが、ついに日本にも出現するのです。

その有力候補地の一つが大阪北港に浮かぶ人工島、夢洲です。
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「万博カモーン!!」…2008年の五輪招致に失敗、今回の万博も敗れると、大阪は〝世界戦〟二連敗です。五輪招致の際は、東アジア大会を開催するなど実績を作っていきましたが、北京に惨敗(しかしこの東アジア大会でゲンナディ・ゴロフキンがウェルター級で金メダルを獲得しています)。はたして2025年万博は?!
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ジュニアフェザー級以下の軽量級ボクシングは、極めて稀な〝個人的な〟例(マイケル・カルバハルやウンベルト・ゴンザレスら)はあるものの、世界で最も高い報酬を得られるリングは日本であり続けています。

近い将来、世界中の軽量級ボクサーが「夢洲で戦いたい」と当たり前に口にする時代が訪れるかもしれません。

夢洲へは、MGMグランドやT-Mobileアリーナの運営でラスベガスをリードするMGMリゾーツ・インターナショナルやマカオのメルコ・リゾーツ&エンターテインメントなど、世界の大手カジノが大阪に事務所を開設、進出を表明しています。
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MGMが4月の展示会でPRした〝 MGM夢洲〟の完成イメージ。未来的なフォルムの外観に巨大庭園や和風旅館も計画に入っています。

ただし、大阪の寂れた人工島にラスベガスのような巨大なカジノが出来上がるわけではありません。

夢洲の「第1期計画」では総面積155ヘクタールの半分位近くを2025年に誘致を狙う万博の会場に、70ヘクタールをIRに充てる構想です。

IR実施法案では、カジノの面積は3%以下と規制していますから、この70ヘクタールの3%、カジノの面積は2.1ヘクタールに満たないことになります。

2.1ヘクタール、簡単にいうと150メートル四方の正方形です。甲子園球場半分にも全く足りません。ちょっと大きなゲームセンターですね。

ただ、ボクシングの特設リングが組まれるのはカジノではありませんから、MGMグランドのアリーナやマンダレイ・ベイ・イベントセンターのようなキャパ1万5000人を超える多目的アリーナは間違いなく作られることでしょう。

第1期は2025年にオープン、まだ6年もあります。

そのとき、25歳の井上尚弥は31歳、29歳の井岡一翔は35歳になっています。メガファイトの賞味期限としてはギリギリですかね。

それとも、まだ見ぬスターが夢洲MGMグランドアリーナの杮落としをつとめるのでしょうか。