THE WAITING GAME(紆余曲折)。初戦が実現するまでも焦らされました。さらに、リマッチもまともに成立しないなんて…責任の全ては、お坊ちゃまで無責任なカネロにあります。〜リング誌6月号から〜
村田諒太もキープレイヤーの一人に数えられる、ミドル級のトップ戦線。
ミドル級ウォーズの今後は、ゲンナディ・ゴロフキンとカネロ・アルバレスのリマッチがいつ行われるのかにかかっています。
9月15日のメキシコ独立記念日に、実施できるのか?
プロボクシングの世界で最も大きな影響力を持つのは実力ではありません。人気です。ボールは常にカネロが握っています。
ドーピングによるペナルティで6ヶ月のライセンス停止処分を受けたカネロが、昨年9月15日の初戦から丸一年のブランク明けで、いきなりTripleG との再戦を避けて調整試合を挟むことも考えられます。
さらに、カネロは「VADAによる通年のランダムテストを受け入れた」 とTwitterに書き込みました。
五輪など他のスポーツと異なり、ランダムテストのドーピング検査は、ボクサーにとって義務ではありません。試合を統括する国や州のコミッションのルールに則って、試合の前後に採尿・採血するのは義務ですが。
今回の一件も、カネロが自主的にVADAに一年365日/1日24時間のランダムテストを申し込んだというものです。
五輪選手が強制的に管理下にに置かれるWADA(The World Anti-Doping Agency )が、JADA(日本アンチドーピング機構)などの下部団体を抱える巨大組織であるのに対して、VADAはカリフォルニア州体育協会のリングドクターであったマーガレット女史が、厳格なドーピング検査が存在しない野放しなスポーツに対応できるよう設立した小さな組織です。
あの奔放で唯我独尊なフロイド・メイウェザーやマニー・パッキャオが受け入れたことからもわかるように、五輪選手を呪縛する問答無用のランダム検査ではありません。
もちろん、それでもやらないよりはマシです。プロボクサーが潔白を証明する手段は、任意でVADAの検査を受け入れるしかないのですから。
このままの流れで、9月のリマッチでは、ドーピングをしたカネロへの批判に晒されながらリングに上がることになりそうです。
しかし、来年5月のシンコデマヨまで引き延ばす時間を、ブランクを埋めるだけでなく、VADAの途中経過の潔白証明を公表することで、世間の風当たりを軽減できるとしたら一石二鳥です。
オスカー・デラホーヤは「リマッチが9月15日にセットされる可能性は75%」と弱気な数字を口にしており、Triple Gとの再戦の代替として、ゲイリー・オサリバン(バーネス・マーティロシュヤンが決定する前に浮上していたカネロの代打の一人)との一戦を示唆しています。
ゴロフキン本人は「カネロが最優先」と語っていますが、3G陣営からは〝圧倒的に巨大な果実〟であるカネロを刈り取る時期を先延ばししたいという思惑もチラチラ見え隠れしています。
「村田諒太はとてつもないスター。彼の国でメガファイトを戦うことは大きな意味がある」(トム・ロフラー)、「東京ドームで村田と戦うというオプションは十分ありうる」(アベル・サンチェス)と、ものすごく前のめりです。
スターパワーで見ると、カネロ>>>村田>ビリー・ジョー・サンダース>>GGG>>>その他の強豪、という構図は鮮明に浮かび上がっているのです。
プロボクシングの世界で最も大きな影響力を持つのは実力ではありません。人気です。
現時点の村田の実力評価は「ミドル級10傑」レベルですが、人気はカネロに次いで、他を圧倒します。
村田諒太というカードが、ミドル級ウォーズの中で強力な持ち札であることは間違いありません。GGGはもちろん、カネロ以外のミドル級なら、ビジネスだけを考えるなら東京に引っ張り込むべきでしょう。
村田vsブランダムラと、GGGvsマーティロシュヤン。村田が日本で傑出したスポーツセレブであることは誰にでもわかっていましたが、失礼な言い方になりますがGGGが、急ごしらえの試合だったとはいえ、ここまで人気がないとは…。
ミドル級を見渡すと、他の強豪も見事に地味なのが集まっています。全部、自分では輝けない月です。
太陽はカネロと村田だけです。大きな太陽がカネロ、小さな太陽が村田。
もちろん、GGGは月とはいえ、太陽よりもデカイ月ですし、ジャーマル・チャーロやセルゲイ・デレビャンチェンコ、デメトリアス・アンドラーデらも人気はないとはいえ、油断の出来ない月です。
小さな太陽が、大きな月を次々に飲み込んでいくスペクタクルを見たいですね…。
村田諒太もキープレイヤーの一人に数えられる、ミドル級のトップ戦線。
ミドル級ウォーズの今後は、ゲンナディ・ゴロフキンとカネロ・アルバレスのリマッチがいつ行われるのかにかかっています。
9月15日のメキシコ独立記念日に、実施できるのか?
プロボクシングの世界で最も大きな影響力を持つのは実力ではありません。人気です。ボールは常にカネロが握っています。
ドーピングによるペナルティで6ヶ月のライセンス停止処分を受けたカネロが、昨年9月15日の初戦から丸一年のブランク明けで、いきなりTripleG との再戦を避けて調整試合を挟むことも考えられます。
さらに、カネロは「VADAによる通年のランダムテストを受け入れた」 とTwitterに書き込みました。
五輪など他のスポーツと異なり、ランダムテストのドーピング検査は、ボクサーにとって義務ではありません。試合を統括する国や州のコミッションのルールに則って、試合の前後に採尿・採血するのは義務ですが。
"We have received paperwork from Mr. Alvarez's representatives for year-round testing (24/7/365) through VADA," Dr. Margaret Goodman, president of VADA, said in an email to ESPN.VADA(The Voluntary Anti-Doping Association )は「Voluntary 」(任意)のドーピング検査団体です。
VADAの責任者 マーガレット・グッドマン博士は「アルバレスの代理人から通年のランダムテストの申し込み書類を受け取った」とESPNに対してメールで知らせた。
今回の一件も、カネロが自主的にVADAに一年365日/1日24時間のランダムテストを申し込んだというものです。
五輪選手が強制的に管理下にに置かれるWADA(The World Anti-Doping Agency )が、JADA(日本アンチドーピング機構)などの下部団体を抱える巨大組織であるのに対して、VADAはカリフォルニア州体育協会のリングドクターであったマーガレット女史が、厳格なドーピング検査が存在しない野放しなスポーツに対応できるよう設立した小さな組織です。

もちろん、それでもやらないよりはマシです。プロボクサーが潔白を証明する手段は、任意でVADAの検査を受け入れるしかないのですから。
このままの流れで、9月のリマッチでは、ドーピングをしたカネロへの批判に晒されながらリングに上がることになりそうです。
しかし、来年5月のシンコデマヨまで引き延ばす時間を、ブランクを埋めるだけでなく、VADAの途中経過の潔白証明を公表することで、世間の風当たりを軽減できるとしたら一石二鳥です。
オスカー・デラホーヤは「リマッチが9月15日にセットされる可能性は75%」と弱気な数字を口にしており、Triple Gとの再戦の代替として、ゲイリー・オサリバン(バーネス・マーティロシュヤンが決定する前に浮上していたカネロの代打の一人)との一戦を示唆しています。
ゴロフキン本人は「カネロが最優先」と語っていますが、3G陣営からは〝圧倒的に巨大な果実〟であるカネロを刈り取る時期を先延ばししたいという思惑もチラチラ見え隠れしています。
「村田諒太はとてつもないスター。彼の国でメガファイトを戦うことは大きな意味がある」(トム・ロフラー)、「東京ドームで村田と戦うというオプションは十分ありうる」(アベル・サンチェス)と、ものすごく前のめりです。
スターパワーで見ると、カネロ>>>村田>ビリー・ジョー・サンダース>>GGG>>>その他の強豪、という構図は鮮明に浮かび上がっているのです。
プロボクシングの世界で最も大きな影響力を持つのは実力ではありません。人気です。
現時点の村田の実力評価は「ミドル級10傑」レベルですが、人気はカネロに次いで、他を圧倒します。
村田諒太というカードが、ミドル級ウォーズの中で強力な持ち札であることは間違いありません。GGGはもちろん、カネロ以外のミドル級なら、ビジネスだけを考えるなら東京に引っ張り込むべきでしょう。
村田vsブランダムラと、GGGvsマーティロシュヤン。村田が日本で傑出したスポーツセレブであることは誰にでもわかっていましたが、失礼な言い方になりますがGGGが、急ごしらえの試合だったとはいえ、ここまで人気がないとは…。
ミドル級を見渡すと、他の強豪も見事に地味なのが集まっています。全部、自分では輝けない月です。
太陽はカネロと村田だけです。大きな太陽がカネロ、小さな太陽が村田。
もちろん、GGGは月とはいえ、太陽よりもデカイ月ですし、ジャーマル・チャーロやセルゲイ・デレビャンチェンコ、デメトリアス・アンドラーデらも人気はないとはいえ、油断の出来ない月です。
小さな太陽が、大きな月を次々に飲み込んでいくスペクタクルを見たいですね…。


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