カネロ・アルバレスが自らのドーピングで、ゲンナディ・ゴロフキンとの再戦を辞退したことは、各方面に大きな波紋を投げかけています。

今年最大のメガファイトだっただけに、当然です。

リング誌にもその波紋は及んでいます。

6月号はこの世紀の再戦の特集号となるべく編集作業を進めていたところでの、カネロ離脱。

ネットメディアなら、たとえそれが1日前だろうが数時間前だろうが、いくらでも軌道修正できますが、紙媒体では1ヶ月前でのカネロ辞退は厳しい、本当に厳しい。
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「ROUND 13」。いいタイトルです…しかし、ラウンド13はこの5月5日にゴングが鳴らされることはありません。2018年6月号、幻のカバーです。

リング誌は急遽、表紙を「ホルヘ・リナレスvsワシル・ロマチェンコ」に変更、急ピッチで作業を進めています。

「リナレスvsロマチェンコはメガファイトではないが、リング誌のカバーを飾るにふさわしいマッチアップ。二人のファイター、マネージャーともに直前のインタビューにも快く応じてくれた」とリング誌は二人にも感謝。

考えようによっては、リナレスとロマチェンコは幸運です。5月5日の世紀の再戦から一週間後の5月12日に激突する二人ですが、当初はメガファイトから受ける二つの影響で視聴者数が下がると懸念、試合の日程変更まで取り沙汰されていました。

メガファイトの一週間後では、①視聴者数もメディアの取り上げ方も低い、②当日PPV生中継の世紀の再戦が12日に録画放送される、という2点がリナレスvsロマチェンコにダブルショックだったのです。

実際にリナレスvsロマチェンコは、再放送の時間帯を避けて試合が開始される予定でした(ゴールデンタイムに修正されるかもしれません)。

しかし今回の一件で、5日はPPVではなくなるという見方が強く、試合の興味も一気に低落するのは確実です。メディアの取り上げ方も、大きく変わるでしょう。

リナレスvsロマチェンコは期せずして、5月最大の注目カードに躍り出たのです。

ホルヘ、風は君に吹いてるぜ! !