ワシル・ロマチェンコがリングに戻ってきます。

最後の試合が昨年5月のジョージ・カンボソス戦(IBF /IBOライト級戦:11ラウンドTKO勝利)ですから、9月に復帰戦をするとしてブランクは1年4ヶ月。「カムバック」と呼ぶには微妙な感覚ですが、30歳の頃から「引退」を口にしていたウクライナのハイテクがこんなに早くグローブをはめ直したのは意外でした。

「故郷のオデーサに帰って釣りでもしながら悠々と余生を楽しみたい」。

「黒海の真珠」と呼ばれ、歴史地区は世界遺産にも登録されているオデーサですが、稀代のテクニシャンが悠々自適を諦めざるを得ない悲劇が、ウクライナで続いています。