世界最大のスポーツメディア、ESPNのボクシングコーナーでは画像なしの短い記事で片付けられてしまった「Inoue-Nakatani title showdown set for May 2 at Tokyo Dome」。



正式発表は昨日でしたが、昨年からすでに内定が伝えられていたにもかかわらず、米国での配信にはまだ買い手がつかない状況が続いています。

買い手が出て来ても、配信は無料になるでしょうから、6,000円以上支払って見る日本のファンからは羨ましく映ります。

最近なら英国の「コナー・ベンvsクリス・ユーバンクJr.」なんてのもありましたが、これほど現地と世界の興味のギャップが大きいボクシングマッチは史上初めてかもしれません。

ズッファ・ボクシングが記念すべき最初のタイトルマッチを行う、フロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオが11年越しに再戦…という大きな話題に勝てないのはもちろん、余程のマニアでなければ世界的には注目されていないアジア軽量級のビッグファイトです…っが!日本では21世紀で飛び抜けて注目のメガファイトです。

試合前のあれこれ予想…これもボクシングファンの楽しみの一つ。

昨年12月に行われた「RING Ⅴ〜Night Of The Samurai」で共演した二人。そのパフォーマンスは、激突の楽しみを最高潮に盛り上げるものではありませんでした。


4月に33歳になる井上尚弥が、キャリア初の2試合連続判定に持ち込まれているのは単なる偶然なのか?ジュニアフェザー級で2度ダウンしていることをどう考えるべきなのか?

つまり、井上尚弥はジュニアフェザー級で行き詰まっているだけでなく、劣化のサインも見せているのか?

中谷潤人が大方の予想を裏切る大苦戦を強いられたのは、階級アップの初戦だったから?

28歳の中谷はこれからがプライムタイムだが、井上尚弥と同じcaliber(銃や大砲の口径・器の大きさ・力量)で語られる才能なのか?

そもそも、二人とも全盛期の殿堂クラスとの対戦はもちろん、現役PFPファイターとの対戦も皆無という、まだ最終試験を突破していない〝未知の強豪〟とも言えます。

この試合の勝者は「21世紀最大のメガファイトの勝者」という以外の何かを証明できるでしょうか?

スぺクタクルを期待する一方で、塩試合にならないか…少しだけ心配です。この二人なら大丈夫か?