From 50/50 to Cy Young? Dodgers' Shohei Ohtani on a mission


ESPNから。 

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昨年、大谷翔平が二刀流に戻ったとき、ドジャースの投手コーチ、マーク・プライヤーは「厄介なことになりそうだ」と感じていた。

トップバッターでありチームの核でもある打者・大谷と、他の投手と同じようなコミュニケーションをとる時間はないだろうと確信していたからだ。

そう、物理的に時間がないのだから。

しかし、プライヤーはすぐに自分の確信が間違っていたことを思い知らされる。

確かに、マウンドを降りた大谷が次の攻撃の先頭打者のときはベンチの戻らず(ありえない!)、ダグアウトの前で打者としての装備に〝衣替え〟すると、すぐにネクストバッターサークルに走る。

しかし、先頭打者でないときはダグアウトに入ってキャッチャーと私と3人でしっかり話し込むんだ。

「何が起きたのか。次のイニングの対応を話し合い、大谷は自分の投球フォームやチームのゲームプランの流れの中でこれから何をすべきかを聞いてくる。もちろん、先頭打者でなくても次打者の場合もあるから、話し合いが途中で切れることもあるが、彼は最初からそれも織り込み済みで会話しているんだ」。

「私は投手コーチのプロフェッショナルだと自信を持っている。しかし、彼はツーウェイ(二刀流)のプロフェッショナルだったんだ」。

ドジャースの関係者もツーウェイ大谷のプロ意識の高さに驚いている。「彼は二重人格だ。打者としてはのびのびしした陽気な天才だが、投手になると特別な緊張感が漂う。1球のミスでチームが負けることを誰よりもよく知っている天才になる」。

アンドリュー・フリードマン編成本部長は「彼は投手として間違いなく自分に不満を持っている。ホームラン王を獲った。誰も成し遂げていない50/50という排他的なクラブまで開設した。彼はサイ・ヤングをミッション(使命)だと考えているだろう。いま、自分が何を言ってるのか理解しているつもりだよ、50/50をやってのけた打者がサイ・ヤング賞を使命だと考えていると言ってるんだ」と、大谷の特別さを語る。

"He can go out there and win a Cy Young this year. I have no doubt about that."


ウィル・スミス捕手も「サイ・ヤングを獲るよ、それについて私はなんの疑いも持っていない。そもそも、獲って誰が驚くの?いまさら」。

31歳の大谷翔平は過去5年間で4度のMVPを獲った。もっと獲った選手もいるが、大谷はその全てを満票で選ばれている。ユニコーンのユニコーンたる所以だ。

4度のMVP、その全てが満票。しかも、それはあくまで現時点での話なのだ。

Leaving no doubt that he is the greatest, most singular talent in Major League Baseball history


彼がMLB史上最高であるだけでなく、唯一無二のプレイヤーであることには疑いようがないところまで来てしまった。

2度の手術を挟んだエンゼルス時代の2021年から2023年にかけて、大谷は74試合に先発登板、防御率2.84、542奪三振をマークした。

同じ期間で大谷よりも防御率が良かったのはマックス・フリードとマックス・シャーザーの2人だけ。奪三振率が高かったのはブレイク・スネルだけ。

もし、大谷が今年キャリア最高のマウンドを見せれば…サイ・ヤングを獲れない方が不思議だ。

もちろん、こんなおかしなことがいつまで続くのか、それはわからない。

もしかしたら、今年がツーウェイ崩壊の年になるかもしれない。大谷も「3度目(の手術)はない」と覚悟している。

もしそうなったら、私たちは歴史的な出来事が終わってしまった悲しさに涙し、それを目撃できたことがどれほどの幸運だったのかに気づいて、やはり嬉し泣きするだろう。