CompuBoxなどのデータがパフォーマンスの実態を正確に映し出すことはありません。

中には「え?」と思うような、実際の試合を誤解してしまいかねないスタッツもあります。

人間の目視でカウントされるのは繰り出されたのが前の手(ジャブ)か、後ろの手(パワーパンチ)か。ヒットしたのは前か後ろか。ヒットしたのは顔面かボディか。

約40年前から、オーソドックスの強烈な左フックがジャブ、右のボディージャブがパワーパンチになる矛盾は解決されていません。野球やサッカー、テニスのスタッツが日進月歩で進化しているのとは大違いです。

メジャースポーツでもあくまで参考資料にすぎないスタッツは、ボクシングでは参考にするのもどうか?というレベル。

この40年間でもマイナーの坂道を転がり落ちているボクシングですから、当然と言えば当然なのですが。

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「参考資料以下」を踏まえても、ボクシングマニアの間で話題になっているのがバム・ロドリゲスのバランスが取れて異常に高いスタッツです。

バムは「パンチの的中率」39%、「ジャブの的中率」27.1%、「パワーパンチ」48.8%で全体トップの三冠王。

的中率と被打率の「プラス・マイナス」ではシャクール・スティーブンソン(プラス20.2)に次ぐ「プラス17.2」で2位。

「参考資料以下」をあえて参考にするなら、PFPの議論は消えて無くなります。バムが文句なしのPFPキングです。

「マルチネスは想像していたよりもタフだった。彼もチャンピオン、さすがだよ。私は私の仕事をしただけ。もう少し早く倒せたかもしれないけどね」。

バムvsプーマ

マルチネスを相手にこのスタッツです。さらに優れたデータに更新されます。

「ビッグネームのロートル狩り」から「旬の強豪狩り」へ。しかも、試合内容はけして減速していない。きょう、同じリングに上がって馬脚を現してしまったブライアン・ノーマンとは全く違います。

バムは現時点でも過小評価されています。こういう印象が湧くのはワシル・ロマチェンコ以来です。あの頃も「普通にPFPキングはロマでしょ」と感じていました。

「フットワーク、足の運びはロマチェンコを参考に練習している」ろいうバム。私は、この種のボクサーファイターが〝性感帯〟なようです。




Fighter Of The Yearの有力候補に躍り出ました。テレンス〝DQ〟クロフォードよりも、ボクシングがはるかに上質です。


解説陣の絶叫に同意します。

Best Fighter On The Planet!!!