リング誌のトム・グレイ記者「NAOYA INOUE VS. MURODJON AKHMADALIEV: HEAD-TO-HEAD」から。

さて「総合力」はどっちが上?

https://ringmagazine.com/en/news/naoya-inoue-vs-murodjon-akhmadaliev-head-to-head


20項目の〝勝敗〟は13項目を取った井上が圧倒。


アフマダリエフに軍配が揚がったのはJAB(ジャブ)、INFIGHTING SKILLS(クロスレンジでのテクニック)の2項目だけ。

グレイ記者が五分と見たのはFOOTWORK(フットワーク)、ABILITY TO SLIP, BLOCK(スリップ、ブロックの防御)、POISE, ABILITY TO COPE WITH EXTERNAL PRESSURES(重圧への対応力)、CHIN AND RESILIENCE(顎の強さ、打たれ強さ)、CORNER(トレーナー)の5項目。

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ジャブの差し合いに付き合ってはいけない、井上が苦手とするクロスレンジに入ってはいけないというのは先日の私の見立てと同じですが、クロスレンジはMJも決して得意とする距離ではありません。

というよりも、頭を突きつけあって、顎を引き、腹を締めて撃ち合う闘牛ファイトならまだしも、一瞬の接近戦は死角が多く、誰にとっても狭くて危険な空間です。この距離を得意とするファイターは歴史上存在しません。

ロベルト・デュランとマニー・パッキャオという名前の人を除いて。

この距離はMJも選択しないはずです。もし、MJが接近戦に持ち込むケースがあるとしたら、井上の攻撃にダメージを蓄積、逆転のサイコロを振るしかなくなったときでしょう。