Sunday 14, September 2025
  
IG Arena, Nagoya, Aichi, Japan
commission:Japan Boxing Commission
promoter:Hideyuki Ohashi (Ohashi Promotions)
view on ESPN Knock Out 

Undisputed junior feather weight championship

©︎井上尚弥 vs ムロジョン・アフマダリエフ

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世界的には仕方がないにせよ、日本でも盛り上がっていないように感じるのは気のせいか?

ドジャースvsジャイアンツ、世界陸上、カーリングの五輪代表決定戦の次くらいの注目度か?

しかし、俺たちは世間の注目度で好き嫌いしてるわけではない!

名古屋は盛り上がってるかーーー!?



さて、今回は「キャリア最強の相手」というだけでなく、井上の劣化と階級の壁についても不安視されています。

井上の4階級制覇の内容を消化ラウンドで振り返ると、世界戦も含めてジュニアフライ級では2試合17ラウンドを消化。平均ラウンドは8.5。

このクラスは、プロテスト受験時のジュニアフェザー級から14ポンドも削って、将来の複数階級制覇を見越した無理やり減量の影響で試合中に足が痙攣するなど万全の状態ではありませんでした。

減量が限界を越えたジュニアフライ級でも防衛戦を一つこなしたことは、タイトルへの誠意、敬意の現れです。

フライ級をスキップしたジュニアバンタム級では、8試合44ラウンドを進撃。平均ラウンドは5.5。3ラウンド以内に終わらせたのが4試合と半数を占め、ファンの目からもパワーの解放が実感できました。

完全統一を果たしたバンタム級では9試合47ラウンド。平均は5.22ラウンド。3ラウンド以内に仕留めたのが5試合、そのうち2試合が初回KO。さらなる一撃の破壊力を見せつけました。

そして、ジュニアフェザー級。ここまで6試合43ラウンドで、平均7.16ラウンド。3ラウンド以内のフィニッシュは、まだ1試合もありません。

攻撃に強引さが目立つようになったのは、一撃で大きなダメージを与えることが出来なくなったにもかかわらず、KOに執着する焦りの現れかもしれません。

階級を上げると相手の耐久力、装甲のレベルが上がるのは当然ですが、井上のケースは劣化の魔の手も忍び寄っている可能性も。

ジュニアバンタム級〜バンタム級で見せていた絶妙の反射、タイミングは影を潜めているように見えます。ボクシングはタイミング、ドンピシャのショートパンチ、ボディショットならジュニアフェザー級でも一発でダウンを奪えるはずなのですが…。

また、アマチュア時代からクロスレンジを苦手としていましたが、その欠点が試合で暴露されたのはジュニアフェザー級になってから。2度のダウンは、いずれも超格下の左フックによるものでした。

カネロ・アルバレスやテレンス・クロフォードを語るまでもなく、本物のディフェンス能力と打たれ強さを併せ持つファイターがダウンすることはありません。

BoxRecなどの数字だけでなく、これまでの試合を見ても被弾が多く、ディフェンスに不安があるのは明らか。

実力差が埋められてしまう距離、ギャンブルゾーンであるクロスレンジは、ギャンブルを打つ必要のない格上の井上にとって別格に危険です。

しかし、モンスターのボクシングが強引になり、対戦相手が一撃の威力に怖気つかなくなったため、クロスレンジという結界が解放されてしまいました。

井上にとってジュニアフェザー級は、バンタム級まで煌々と灯っていた青信号が黄信号に変わった階級です。

黄信号なら黄信号なりの渡り方があります。

井上の言動からも、今回は黄信号なりの渡り方を心がけるはずですが、問題はそれができるかどうか?です。