現代ヘビー級の最強は、オレクサンデル・ウシクです。

先日更新されたESPNのPFPでは、17人の専門家全員が38歳のウクライナ人を1位に推す満票でした。

満票はフロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオ以来の〝快挙〟。

PFPは十人十色の妄想ランキングであるはずですが、誰もが同じ妄想を描いているとしたら、それは妄想ではなく実像なのかもしれません。

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とはいえ、ウシクが戦ったヘビー級タイトルマッチ6試合は、アンソニー・ジョシュアとタイソン・フューリー、ダニエル・デュボアとそれぞれ2試合という〝英国が好き勝手〟している状況で、圧勝したのは直近のデュボアとの再戦だけ。

ジョシュアとフューリーに対する各2勝のうち一つはスプリットデジションで、どちらに転んでもおかしくない内容でした。

となると、フューリーやジョシュアもPFPの俎上に乗せて良い気もしますが、そうはならないのが矛盾だらけのPFP。所詮は妄想なので仕方がありません。

レベルの低い現代ヘビー級でもけして傑出した存在とはいえないウシクですが、2メートル前後の巨人が居並ぶトップ戦線で戦勝191㎝の小さな体で、常に自分よりも遥かに重い相手と互角以上に戦っていることがPFP1位評価につながっています。

クルーザー級の残像も評価にプラス作用しているのも、よくよく考えるとおかしな話ですが、これもPFPが妄想である限り、どんな評価をしようと間違いではありません。

デュボアとの再戦でも専門家予想ではウシクの敗北、苦戦を予想する声も少なくありませんでした。井上尚弥や中谷潤人、バム・ロドリゲスの戦前予想ではそんなの考えられません。



ーーー階級支配度が脆弱なウシクが、歴史上の偉大なヘビー級と戦うとどうなるのか?

英国ボクシングニューズ誌から〜。