8時間ほど前、ジャマイカのスポーツ庁が「マイク・マッカラムが68歳で死去した」と発表しました。

1984年に最初のタイトル、WBAジュニアミドル級を決定戦で掌握すると、オールKOで6度の防衛戦をクルーズ。

そのリストにはジュリアン・ジャクソン、ミルトン・マクローリー、ドナルド・カリーの名前もありました。

そのあと、ミドル級とライトヘビー級のベルトもコレクションに加えました。

生涯キャリア45勝36KO5敗1分。途轍もないテクニシャンでありながら、一発強打のパワーを持ち、KO負けは一度もない頑健な顎の持ち主でもありました。

5つの敗北のうち3つはジェームス・トニー(2度)、ロイ・ジョーンズJr.に喫した判定負け。

ジャマイカ生まれの史上初の複数階級世界王者。

ジュニアミドル級、ミドル級、ライトヘビー級の層の厚いクラスで3階級制覇。

PFPランキングの常連。

ーーーマッカラムを語るとき、偉大な業績よりも、ifとwhyがいつまでも付きまとい続けています。

1980年代中盤に圧倒的な強さを見せつけたボディスナッチャー。

IF。もし、マッカラムがマービン・ハグラーやシュガー・レイ・レナード、トーマス・ハーンズ、ロベルト・デュランと戦うチャンスに恵まれていたら、私たちは一体何を目撃していたのか?

WHY。なぜ、4KINGsは1人の例外もなく、マッカラムを敬遠したのか?

強ければつよいほど大きなチャンスが巡って来る…プロボクシングがそんなスポーツライクな常識から逸脱した、怪しく不可解なエンタテイメントであることを最初に教えてくれたのがマイク・マッカラムでした。


さようなら、マッカラム。

ずっと忘れません。