「5月2日にニューヨークのタイムズスクエアで行われる、ビッグイベントの前座でプロデビュー戦が決まりました。このようななかなかない舞台でデビューできることを光栄に思います。やれることを出し切って、悔いなく楽しみたいと思います 応援、よろしくお願いします」。

SNSにそう投稿したのは堤麗斗。

なかなかない舞台ーーーその通りです。リング誌でも大々的に取り上げ続け(サウジが絡んだ興行なので当然ですが)このブログでも「その舞台」すなわちタイムズスクエアでボクシングが行われることを触れてきました。

一体全体、タイムズスクエアのどこにリングを設置して観客席はどんなレイアウトになるのか。

ボクシングは完全マイナースポーツとはいえ、さすがにこの〝事件〟は米国の一般メディアでも大きく報じられています。

このユニークな興業自体は人気者のライアン・ガルシアとテオフィモ・ロペスが登場、ガルシアとのリマッチが予定されるデビン・ヘイニーが登場するものの、アルファベット団体のタイトルマッチの一つも行われない、4Belt eraならではのメガファイトです。

22歳の堤麗斗がこれからどんなキャリアを送るのか?誰にもわかりません。

しかし、彼がタイムズスクエアでデビューしたことは、日本中のボクシングファンの記憶にずっと残り続けるでしょう。

どんなキャリアを送るのかは分からなくても、この興業で唯一の前座。そうです、前座が1試合で残り3試合のトリプルヘッダー、見たことも聞いたこともない歪な構成です。

それでも、それがプロボクシング。

堤麗斗にはメイン3試合を吹っ飛ばす、鮮烈な勝利でデビュー戦を飾って欲しいものです。