【共同通信】東日本ボクシング協会は後楽園飯店で理事会を開き、ファイティング原田が会長を務めるファイティング原田ジムが、一身上の都合を理由に退会届を提出したと発表した。同協会によると、近年は在籍プロボクサーがおらず、活動を休止していた。

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原田の健康が問題ではないと信じているので、そこは一安心ですが、もう81歳。ご無理なさらずご自愛ください。

現役時代の原田は1試合も知らない私ですが、その偉大さは高校時代の80年代から愛読しているリング誌やスポーツ・イラストレイテッド誌によって何度も何度も刷り込まれました。

日本ボクシングのメディアやファンの根強い〝ニワカ性〟から、世界評価と日本国内の評価のギャップの大きさに原田本人が苛立つ発言を聞いたり、活字を目にしたりしてきました。

「お前(のベルト)と一緒にするな」と叱責された薬師寺保栄や、原田の時代には存在しなかったストロー級王者の大橋秀行らにも厳しい言葉を発していました。



老いたグレートが後輩に厳しい発言を繰り返すーーーどこの世界でもよく見られる光景ですが、スポーツでは特に顕著です。

プロ野球のように芳醇な歴史と、多くのファン、まともな専門メディアがあればさまざまな意見が交換されるのですが、プロボクシングの場合は歴史こそあれそのあとは酷いものです。

ネットでも「元プロボクサーだけど」みたいな恥ずかしい発言が散見されますが、「元プロ野球選手」「元メジャーリーガー」はあまり目にしたことがありません。そもそも「元プロだから俺の意見は正しい」なんて理屈が全く通らないことすら気づいていない馬鹿が多すぎるのです。

それはさておき、やはり原田は狭量だと思ってしまいます。



王貞治は、大谷翔平について「我々が見上げていたものを、彼は見下ろしているんじゃないか」と嬉しそうに称賛しました。

落合博満は、どちらが上か?と聞かれて「私なんかよりも彼の方が数段上ですよ」と即答しました。

もちろん、プロ野球のグレートたちは王や落合と同じ意見ばかりではありません。


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将来、日本人ファイターがウエルター級やヘビー級の人気階級を席巻する時代が訪れたとき、井上尚弥や中谷潤人らには「本物のラスベガス、本物の需要があってPPVのメガファイトに日本人が出場するなんて想像もできなかった」と、後輩を嬉しそうに絶賛する先輩であって欲しいと思ってしまいます。