Saturday 8, March 2025
  
Thunder Studios, Long Beach, California, USA
commission:California State Athletic Commission
event name:PROBOX TV
promoter:Robert Garci

matchmaker:Melvin Rivas, Daniel Rubin



2021年からの4年余りで25回のボクシング興行を行っているカリフォルニア州ロングビーチのサンダースタジオが舞台。プロモーターのロバート・ガルシアは著名なプロモーター(Roberto Garcia)とは別人です。


世界ランキングを長らく回遊する32歳のウクライナ人と、すでに3度の世界戦(シャクール・スティーブンソン=WBOフェザー級王者決定戦/エマヌエル・ナバレッテ=WBOフェザー級王者決定戦/IBFフェザー級王者ルイス・アルベルト・ロペス)に恵まれているジョエゴン。

ケガイは、亀田和毅とレラト・ドラミニとの世界戦を巡る三角関係を展開。和毅が5月24日にロペスを倒したIBF王者アンジェロ・レオへの挑戦が地元大阪で内定していますが、ケガイの道のりはまだまだ遠そうです。

そして、セミファイナルに登場するのがニコラス・ウォータース。

2014年にはビック・ダルチニアン、ノニト・ドネアというフライ級上がりの元強豪・現ロートルを撃沈して評価を急上昇させたジャマイカ人でしたが、フェザー級のランカークラスには拙戦を演じてしまうのが本当の実力でした。

2015年11月、ワシル・ロマチェンコとの決戦では心の弱さまで露呈。「このまま続けていたら倒される」と情けない言葉をリング上で吐いて、屈辱の〝ノマスチェンコ負け〟のリストに名前を刻んでしまします。

精神的に深いダメージを負ったアックスマンは、約7年ものブランクを経て2023年にリング復帰、3連勝で明日のルイス・バレンズエラとのライト級10回戦に挑みます

23歳のメキシカンに、39歳になったウォータースが何が出来るのか。

勇敢な戦士と自他共に自負していたジャマイカ人は、ロマチェンコの超絶技巧に醜態を見せてしまったことを後悔しているのかもしれません。

「カネのためだ」とリング復帰の理由を語るウォーターですが、それだけが理由でしょうか?

彼に唯一の黒星を付けたウクライナのハイテクも、もう37歳。勤続疲労と劣化の綻びが見ています。ロマチェンコに残された時間は、2歳年上のウォータース以上に少ないことは明らかです。

ロマチェンコの名前は出さないものの、ウォータースにもしも万一、贖罪のチャンスが巡って来たとしたら、それはちょっとした感動のリングになるに違いありません。