サウジアラビアの総合娯楽庁長官トゥルキ・アラルシクが、カネロ・アルバレスと4試合の契約に合意、この4試合の中にテレンス・クロフォード戦が含まれていると発表しました。

カネロは言わずと知れた、現代アメリカボクシングで唯一無二のスーパースター。
2005年15歳でプロデビューしたときから、大きな声援を浴びる人気者でした(デビュー当時の動画から「これだけ人気があるということはもっと以前にデビューしていたのでは?」という疑問も持ち上がっていますが、「どこからが公式戦?」なメキシコではそれを深く考える必要はないでしょう)。
「メキシコの時代」の追い風を存分に受けながら、つまり過剰なプロテクトを受けながら、WBCジュニアミドル級、Lineal/リング誌/WBA/WBCミドル級、WBOライトヘビー級/Undisputed スーパーミドル級と人気クラスを4階級制覇。
そのキャリアは、①全盛期のゲンナジー・ゴロフキン、ジャモール・チャーロ、アルツール・ベテルビエフを敬遠するなどハードパンチャートの対戦は徹底的に回避、②エリスランディ・ララ、フロイド・メイウェザー、ドミトリー・ビボルらテクニシャンとは戦ったものの議論を呼ぶ判定が続いたことからアンチ、ヘイターも少なくありません。
「嫌い嫌いも好きのうち」で、カネロが現代のボクシング界では飛び抜けた人気者であることは誰もが認めるしかありません。

対するクロフォードは、2008年のプロデビュー時はクラブファイター。誰も知らない存在でしたが、キャリア6年目の23戦目でWBOライト級王者リッキー・バーンズを敵地で攻略すると、ジュニアウエルター級とウエルター級でUndisputed championに。
昨年8月にはWBAジュニアミドル級王者イスライル・マドリモフを振り切って、ライト級スタートで人気クラス4階級制覇に成功しますが、人気クラスで無双してもクロフォードは不人気のまま。
ウエルター級で無敵の王者にもかかわらず、寒気がするほど人気のない原因は、華々しい実績のないアマチュア時代、地味なプロデビューでプロモーションが不十分、さらにトップランクの没落もあいまってファンの関心を集めるマッチメイクも出来なかったから…というだけではありません。
スターのオーラが全くないのです。
ロープスキッピングだけで強烈なフェロモンを発散させたモハメド・アリやシュガー・レイ・レナード、リングの中で剥き出しの勇気を披露したマニー・パッキャオ、リングの内外で人の神経を逆撫でしたフロイド・メイウェザー…彼らと比較するのは可哀想ですが、それにしてもファンを惹きつける磁力が全くないのです。
ジュニアミドル級王者からスーパーミドル級でプライムタイムを迎えている34歳のカネロと、ライト級からジュニアミドル級に辿り着いた37歳のクロフォード。
〝この期に及んで〟2階級ジャンプして超強豪王者に挑戦するクロフォードに勝機はあるのか?
2階級を飛び越えての圧倒的不利な挑戦ーーー過去、酷似したケースは1987年と2008年の2試合だけ思い出されます。
さて。
クロフォードはシュガー・レイ・レナードや、マニー・パッキャオになれるのか?

カネロは言わずと知れた、現代アメリカボクシングで唯一無二のスーパースター。
2005年15歳でプロデビューしたときから、大きな声援を浴びる人気者でした(デビュー当時の動画から「これだけ人気があるということはもっと以前にデビューしていたのでは?」という疑問も持ち上がっていますが、「どこからが公式戦?」なメキシコではそれを深く考える必要はないでしょう)。
「メキシコの時代」の追い風を存分に受けながら、つまり過剰なプロテクトを受けながら、WBCジュニアミドル級、Lineal/リング誌/WBA/WBCミドル級、WBOライトヘビー級/Undisputed スーパーミドル級と人気クラスを4階級制覇。
そのキャリアは、①全盛期のゲンナジー・ゴロフキン、ジャモール・チャーロ、アルツール・ベテルビエフを敬遠するなどハードパンチャートの対戦は徹底的に回避、②エリスランディ・ララ、フロイド・メイウェザー、ドミトリー・ビボルらテクニシャンとは戦ったものの議論を呼ぶ判定が続いたことからアンチ、ヘイターも少なくありません。
「嫌い嫌いも好きのうち」で、カネロが現代のボクシング界では飛び抜けた人気者であることは誰もが認めるしかありません。

対するクロフォードは、2008年のプロデビュー時はクラブファイター。誰も知らない存在でしたが、キャリア6年目の23戦目でWBOライト級王者リッキー・バーンズを敵地で攻略すると、ジュニアウエルター級とウエルター級でUndisputed championに。
昨年8月にはWBAジュニアミドル級王者イスライル・マドリモフを振り切って、ライト級スタートで人気クラス4階級制覇に成功しますが、人気クラスで無双してもクロフォードは不人気のまま。
ウエルター級で無敵の王者にもかかわらず、寒気がするほど人気のない原因は、華々しい実績のないアマチュア時代、地味なプロデビューでプロモーションが不十分、さらにトップランクの没落もあいまってファンの関心を集めるマッチメイクも出来なかったから…というだけではありません。
スターのオーラが全くないのです。
ロープスキッピングだけで強烈なフェロモンを発散させたモハメド・アリやシュガー・レイ・レナード、リングの中で剥き出しの勇気を披露したマニー・パッキャオ、リングの内外で人の神経を逆撫でしたフロイド・メイウェザー…彼らと比較するのは可哀想ですが、それにしてもファンを惹きつける磁力が全くないのです。
ジュニアミドル級王者からスーパーミドル級でプライムタイムを迎えている34歳のカネロと、ライト級からジュニアミドル級に辿り着いた37歳のクロフォード。
〝この期に及んで〟2階級ジャンプして超強豪王者に挑戦するクロフォードに勝機はあるのか?
2階級を飛び越えての圧倒的不利な挑戦ーーー過去、酷似したケースは1987年と2008年の2試合だけ思い出されます。
さて。
クロフォードはシュガー・レイ・レナードや、マニー・パッキャオになれるのか?
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