今週末はWOWOWが〝注目〟のイベントを生配信してくれます。

ジュニアライト級とフェザー級のWBOタイトル戦。どちらのカードもリマッチです。



Saturday 7, December 2024

Footprint Center, Phoenix, Arizona, USA
commission:Arizona Boxing & MMA Commission
promoter:Bob Arum (Top Rank)
matchmaker:Brad Goodman


団体と階級が増殖しただけでなく、同一団体が同一階級に複数の〝世界チャンピオン〟を擁立させる狂った時代。

タイトルの価値は地に堕ち、チャンピオンの権威はどんどん希釈化される一方。

体重を作らずにタイトルを放擲する蛮行までが、もう当たり前に横行してしまっています。

そんなボクシング没落の時代に、ファンにとっての幸運はテレビのチャンネル数やプログラムに制限されずに多くのイベントをアンダーカードの第一試合から見ることが出来ることもあるネット配信が定着したことです。

私が米国ボクシングの面白さに引き摺り込まれた、野蛮でカラフルな1980年代から30年以上もの間、今のような贅沢は想像すらできませんでした。

シュガー・レイ・レナードやマービン・ハグラー、マイク・タイソンらのビッグファイトはテレビ東京系列や、NHK-BSの「世界のボクシング」、そしてWOWOWの「エキサイトマッチ」が放送してくれましたが、いずれも精選された試合だけで、今週末のジュニアライト級やフェザー級のタイトルマッチなどの軽量級メインの試合はまずスルーされてしまっていました。

モハメド・アリが引退してからのヘビー級は日本で放送されることはほとんどなくなり、軽量級に至ってはまず日本で見ることはできませんでした。

ミゲール〝ハッピー〟ロラやオルランド・カニサレス、マイケル・カルバハルらの躍動をリアルタイムで見るなんて夢のまた夢だったのです。

スポーツニュースでも報じられることのない彼らの活躍を最初に知るのは、一般紙のスポーツ面でした。

今では一般紙で海外ボクシングの結果が報じられることが、まずなくなってしまいました。そんなことをやってたら週末にはどかっと紙面を割かねばなりませんから当然です。

しかし、20世紀では世界戦の結果は当たり前に一般紙のスポーツ面で結果が報じられていたのです。

この週末のジュニアライト級とフェザー級の試合も、20世紀なら間違いなく月曜日の朝刊で結果や展開を知る試合ですが、生中継で見れるのですからありがたい…。



前置きが長くなりました。


Revenge or Repeat 〜再戦の力学を考える。ーーーでした。